株式会社アイル様

導入時期 : 2017年

業種: その他

導入サービス : 3ステップクラウドマイグレーションツール:CloudEndure

導入概要

外部DCからパブリッククラウドへ約20サーバを実働1人・1カ月強で移行完了
簡単操作のマイグレーションツールで最短1時間のダウンタイムを実現、並行稼働期間に伴うコストも抑制

株式会社アイル

株式会社アイルは2017年4月下旬から6月上旬にかけて、外部データセンターで運用していた社内向けサーバ群をパブリッククラウドへと移行しました。セキュリティや運用性、拡張性、コストなどの改善を目指したものです。移行に当たっては、作業の効率化やサービス停止時間の短縮が期待できる、MKIが販売するライブマイグレーションツール「CloudEndure」を採用しました。MKIによるサポートもあって、21台の物理/仮想サーバを並行稼働期間2カ月で無事に移行させることができたといいます。

1991年に大阪で設立され、東京、名古屋、福岡、仙台にも拠点を構えるITサービス企業、株式会社アイル。設立以来順調に業務を拡大しています。販売管理・在庫管理など業務を効率化するシステム提供や、人材採用・教育サービス提供などのリアル(現実の業務)の支援と、Webマーケティングサービス提供などのWeb支援、さらに業務管理システムとWebシステムの連携など、リアルとWebの両面を自社開発システムでトータルに支援する「CROSS-OVERシナジー」という事業コンセプトに沿って、IT関連の幅広いサービスを提供しています。

株式会社アイルについて 別ウィンドウが開きます

株式会社アイル

名 称:株式会社アイル
所在地:大阪府大阪市北区大深町3-1
    グランフロント大阪タワー B 34階
事業内容:インフラ系サービスから、パッケージソフトやASPサービス、
     教育・研修サービスまで幅広いサービスを手掛ける独立系IT
     企業。主力ソリューションは、販売管理・在庫管理システム「アラジンオフィス」や 、複数
     ネットショップ一元管理ソフト「CROSS MALL」など。
ホームページ:http://www.ill.co.jp/

セキュリティや拡張性などのメリットを期待して外部DCからAWSへの移行を決定

アイルのシステム基盤は、自社内の業務を支える基幹システム、グループウェア、各種管理システムなどの業務システムだけでなく、自社ソリューションの開発環境や監視サーバなども含めると相当な数になり、多くは外部データセンターで運用してきました。その外部DCサーバ群をパブリッククラウドへ移行するための検討を開始したのは、2016年末頃だったといいます。「ラック借りの既存データセンターからクラウド環境へ移行すれば、セキュリティや運用性、拡張性、災害対策などのメリットが得られるだけでなく、コストも削減できそうな見通しがあり、移行することに決めました」と、同社経営管理本部 情報管理課 課長の三丸洋史氏は説明しています。
そして同社ではいくつかの候補を検討した結果、CROSS MALLなどユーザー向けシステムの基盤としても用いているアマゾン ウェブ サービス(以下 AWS)を移行先に決定し、具体的な移行プロセスの検討に入りました。

移行時のトラブル解決も考慮し、日本語・国内窓口のサポートも重視して選定

今回の移行対象となるサーバは物理/仮想合わせて約20台で、OSはWindowsServer2003を含むWindowsサーバ、CentOSでした。これらを主に三丸氏が1人で移行させ、ユーザー部門で動作確認するというのが、今回のプロジェクトです。移行元となる外部データセンターと、移行先となるAWSの並行稼働期間をできるだけ短縮すべく、効率的な作業が求められていました。しかも、移行時に個々のサービスが長時間停止するようなことがあれば業務に悪影響を及ぼすため、移行時のシステム停止時間(ダウンタイム)を1時間もしくは半日に抑えつつ、確実に移行していかねばなりません。三丸氏は、手作業では条件を満たすことが困難だと判断し、既存サーバの構成・設定を変えないこと、特別な仕組みを持たず簡単に移行できることも条件としてツールの選定に取り掛かりました。
「特定の移行期限がなかったこともあり、少し時間をかけてでも最適なツールを探すことにしたのです。まず候補に挙がったのはAWS純正ツールでしたが、当社環境下では制約があることが分かり、今回は採用しませんでした。サードパーティ製のツールも、サービス停止時間が長くなってしまうものや、サポート窓口が海外で英語のみというものなど、一長一短あり、なかなか良いものに出会えませんでしたね」(三丸氏)
三丸氏が実際に試用したツールの中には、サポート窓口が海外のためトラブルを解決するまでに時間がかかったケースもあったそうです。そこで、英語の細かなニュアンスの問題や時差の都合などを避けられるよう、日本国内の窓口から日本語でサポートを得られることも重視することにしたといいます。

MKIのサポート力にも期待してCloudEndureを採用、効率的な移行を実現

こうして選ばれたのが、MKIの販売するCloudEndureでした。三丸氏は、「CloudEndureは既存サーバに手を入れる必要がなく、管理コンソールの設定とAgent導入だけで移行作業をシンプルかつ効率的に実施できました。バックグラウンドでサーバ環境コピーを進めてくれて、事前にシステム動作確認をしてから任意のタイミングでAWSに切り替えることができ、かつ切り替えに伴うダウンタイムも非常に短く済むことがポイントです。しかもMKIがサポート窓口となるため安心できます。MKIとの付き合いは今までありませんでしたが、今回最初に打ち合わせに来てもらったとき、こちらのやりたいことを支えてくれる会社だなと感じました」と評価しています。
アイルではPOCライセンスでの検証を経て、2017年4月下旬に25ライセンスを契約。4月下旬から全サーバへのAgent導入を行い移行作業に着手、5月からサーバが利用されていない週末などに4-5台ずつ順次切り替えを実施していきました。
「移行作業は、おおむね順調でした。4月下旬にAgent導入及びデータ同期を実施しましたが、ユーザー部門からシステムへのアクセス遅延の問合せはありませんでした。また、切り替える際には動作確認のためユーザー部門の人にも立ち会ってもらいましたが、ある程度慣れてくるとタイムラグが分かってきたので、休日出勤を減らすため平日の昼休みなどの時間を利用して切り替えることもできました。もし、CloudEndureを使わなかったら、週末に2台ずつしか移行できないうえ、毎週末作業はできないため、全てのサーバを移行するのに半年程かかったと思います」(三丸氏)

社内サーバ室のサーバもAWS移行を検討、再びCloudEndureを活用する方針

なお、今回は一つだけ、構成が少し特殊なサーバで切り替えがうまく行えなかったケースがありました。そこでMKIがサポートを行い、問題の切り分けなどを実施しています。この問題は最終的に開発元のCloudEndure社までエスカレーションし、無事解決しました。
「MKIにはメールで丁寧に対応していただき、とても助かりました。このサーバはかなり厄介なものだったらしく対処が長引いたものの、それでも実質的な移行期間は1カ月強で済み、6月一杯で並行稼働期間は終了です。これを私1人で実現できたのは、CloudEndureがあってこそと言えるでしょう」(三丸氏)
アイルでは今後、社内サーバ室にあるサーバもAWSへの移行を検討しており、その際にはCloudEndureを再び活用する方針とのことです。

アイル社社内向けサーバー環境

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担当部門:ソリューションセンター 電話番号:03-6376-1122

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