トレンドをキャッチする人のためのツール “トレンドスコープ”
トレンド予兆分析システム「トレンドスコープ」
英国・米国ではすでに生活者ビッグデータを用いた製品開発イノベーションが普及段階に入ってきました。ソーシャルメディアの情報を製品開発に取り込むことで、新しいトレンドを生み出した説得力のある事例が出てきています。先進的な企業では、マーケティングのデジタルトランスフォーメーションの一つとしてソーシャルやオンラインの情報の活用に積極的でそれらの情報を新たな価値創造のための経営資源として捉えています。
トレンドスコープは、こうした企業のためのトレンド予兆分析システムです。ソーシャル情報の収集・蓄積からアルゴリズムを活用した分析までを自動化していることが特徴で、企業内の商品開発・商品企画・マーケティング担当者等がソーシャルデータを直ぐに活用でき、その創造力をより強力にすることで収益を向上させることを実現します。
Trendscopeとは?
Trendscope(トレンドスコープ)は、英国のデータサイエンス企業”BlackSwan社”が開発したトレンド予兆システムです。
AI・機械学習を活用することでソーシャルデータをカテゴリー毎に整理・分類することで情報間の関係性をモデリングしキーワード毎の注目度を可視化できることが特徴です。分析結果を商品開発やマーケティングに活用することで、企業内の商品開発・商品企画・マーケティング担当者等が、これからのトレンドをタイムリーに捕捉することを強力に支援します。
集めたデータを整理し、今後のトレンドを予測、可視化
Twitter全量データをはじめとする膨大なソーシャルデータを基に、独自の機会学習技術を駆使して情報を整理、TPVスコア※でトレンドを予測します。
※TPV:Trend Prediction Value トレンドの注目度を示す、BlackSwan社の独自指標
Trendscopeの分析画面
ご契約頂いた企業には、トレンドスコープがSaaSで提供されます。提供される分析画面の見方は以下の通りです。
グラフの縦軸は、TPVスコアと呼ばれるトレンドスコープが独自に算出したトレンドの注目度を示しています。グラフの横軸はトレンドの成熟度を6段階(黎明、出現、成長、成熟、下降、衰退)のフェーズで示しています。各トレンドのキーワードが黄色いドットとして表現されるのが特徴です。
各キーワード毎に、レポートが自動生成され、注目度ランキング、トレンドのレベル、話題量の推移、6ヶ月後のトレンド予測、ポジネガ比率、デモグラ、関連キーワード、投稿サンプル等が記載されていますので社内で議論する際のエビデンスとしてもご活用頂けます。
このような課題をTrendscopeで解決しませんか?
【1】商品開発担当者の課題
企業が継続的に成長していくためには、生活者にとって魅力のある商品の開発を行っていく必要があります。そのためには、世の中の変化に気づき、新しい側面を見つけ出すこと。新しい価値観を作り出し、なぜこの商品が今生活者にとって必要なのかを仮説検証し続けることが重要です。
専門家の知見とTrendscopeを組み合わせることで
生活者のための魅力ある商品を生み出す力を高めます。
【2】商品企画担当者の課題
マーケティングの業務は市場調査から宣伝活動に至るまで多岐に渡っています。海外視察を行ったり、国内の流行スポットを定期的に訪問し、仮説の観察を行うケースもあります。支持されるブランド作りにおいて、市場環境の変化や、潜在化された消費者のニーズに先駆けて気づくことが重要です。
Trendscopeで、海外トレンドと国内トレンドのGAPを発見。
新たなトレンドを読む力を高めます。
【3】D2C商品企画担当者の課題
従来の小売店を経由した販売から、自ら企画・生産した商品を広告代理店や小売店を挟まずに届ける社内D2Cブランドを立ち上げる場合、生活者の悩みを解決するための商品訴求が必要です。新しいという価値だけではない、差別化のポイントを常に考えることが重要です。
D2CブランドのビジョンとTrendscopeを組み合わせ、
生活者が求める商品企画力を高めます。
【4】DX担当者の課題
DX担当者は、データドリブンで、販売チャネル毎に売れる商品ラインナップ揃え、需要予測技術で在庫リスクを抑える支援等が求められます。より精度の高い予測をするためには、ID-POSやECサイト等の検索履歴データを活用した分析に加えて、「データによる俯瞰的な視点」+トレンドを読む力が重要です。
上昇トレンド時はその関連商品を揃える、
下降トレンド時は商品価格を下げて売り切る。
といったリスクマネジメントの力を高めます。
トレンドスコープが選ばれる3つの理由
「すぐに使うことができ、企業がデータ収集やデータ学習を独自に実施する必要がない」
トレンドスコープは、TPVスコア等を算出するアルゴリズムと学習済のデータセットがセットでユーザーに提供されます。
その為、自社データサイエンティストによるデータ収集・要件確認・システム構築やデータの学習等が必要ありません。
ITの専門家ではないユーザーでもトレンドスコープを使いこなすことができ、大幅な業務効率化を実現します。
「立案した仮説の観察・モニタリングの手間を圧倒的に効率化できる」
トレンドスコープは、ベネフィット・テーマ・製品・素材・ブランドといった分析の切り口が予め用意されています。
毎月自動的にデータがアップデートされていくため、立案した仮説の推移をモニタリングしやすくなります。
トレンドスコープで、ソーシャル上での仮説の観察を行うことで、新たなビジネスの種を発見しやすくなります。
「販売実績とソーシャル上の評判のGAPを素早く把握でき、原因探索がしやすくなる」
トレンドスコープは、キーワード毎に6か月後先の成長を予測します。
ソーシャル上での評価は高いが、実際の販売実績に繋がってこない場合、どのような原因が考えられるのか?
ソーシャル上の評価から、生活者が求める内容とのGAPも見つけやすくなり、マーケティング施策の改善がしやすくなります。
Trendscope提供カテゴリ
MKIは、BlackSwan社Trendscope(トレンドスコープ)の国内総販売代理店兼カテゴリー開発パートナーとして、日本市場向けのデータセット開発に取り組んでいます。弊社データサイエンティストがBlackSwan社のデータサイエンティストと共創しながら、Twitterの全世界データや各国のニュースサイト、ブログ等の媒体から収集したデータを解析し、消費者の潜在的なトレンドを分析する活動を実施することで商品開発・商品企画・マーケティング担当者を支えるマーケティングDXの支援を行っています。
※略称 BR : ブラジル FR : フランス MX : メキシコ RU : ロシア TR :トルコ UK : イギリス US : アメリカ CA : カナダ
大分類 |
カテゴリー/データセット |
日本市場 |
日本以外の市場 |
フード |
食事 |
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US,UK,CA |
お菓子 |
✔ |
US,UK,FR,MX,BR,TR |
サプリメント |
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US,UK |
離乳食 |
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US |
ドリンク |
ビバレッジ/ノンアルコール飲料 |
✔ |
US,UK,FR,MX,BR,TR |
ビール&シードル |
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US,UK |
スピリッツ&リキュール |
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US,UK |
パーソナルケア |
スキンケア |
✔ |
US,UK |
オーラルケア |
✔ |
US,UK |
ヘアケア |
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US |
ボディクレンジング&デオドラント |
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US |
コスメティクス |
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US |
ホームケア |
ランドリー&ハウスホールドクリーニング |
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US |
エアケア |
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US,UK |
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DX第二営業本部 産業DX営業部 営業室