TOPページ > イベントニュース > 2012年 > 【2013/1/17開催】 第4回三井情報バイオサイエンスセミナー

ニュース


2012/12/05
三井情報株式会社

2013/1/17(木)開催
第4回三井情報バイオサイエンスセミナーのご案内
~ITが拓く未来-視えてきたメタボロミクス~

 MKIバイオサイエンスセミナー(PDF:416KB)

 医薬品・食品・環境分野で注目されるメタボロミクス(生体内代謝物の網羅的解析)の実際とは?いま、メタボロミクスで何ができるのか?

 バイオサイエンス分野の先端的な研究・開発事例をご紹介する「三井情報バイオサイエンスセミナー」第4回の今回は、メタボロミクス分野でご活躍の研究者の方々を講師にお招きし、「視えてきたメタボロミクス」をテーマに研究事例や展望をご紹介いただきます。

 疾患の発生機序解明やバイオマーカー探索等の医学応用など、メタボロミクスで視えてきたポストゲノム科学の最前線に迫るこの機会をぜひお見逃しなく。

 セミナー終了後には講師の方々との懇親会(参加費無料)も予定しております。こちらもぜひご参加ください。

 

開催概要

■日時 2013年 1月 17日(木) 13:30 ~ 17:30  (受付開始13:00)
※ 終了後、簡単な懇親会を予定しております
■会場 三井情報株式会社 東中野オフィス/先端技術センター セミナールーム
〒164-8555 東京都中野区東中野2-7-14 地図は こちら
■主催 三井情報株式会社 R&Dセンター
■対象 メタボロミクス・オミクス解析・創薬・バイオ関連の研究者、技術者、マネージメントに関わる方、バイオインフォマティクスにご興味のある方等
■定員 50名
■参加費 無料 事前登録制
■お申込方法 こちらの セミナー受講申込みフォーム よりお申込み下さい
■お問合せ先 三井情報株式会社 R&Dセンター バイオサイエンス室
担当 宮田

TEL : 03-3227-5559  E-mail :
bioseminar_mail

プログラム

時    間 内    容
13:00- 受付開始
13:30-13:35 ご挨拶
三井情報株式会社 R&Dセンター センター長 和栗 次雄
13:35-13:55 バイオサイエンス事業のご紹介
三井情報株式会社 R&Dセンター バイオサイエンス室 室長 奥村 利幸
13:55-14:40 Target discoveryアプローチによる脂質メタボローム解析の新展開
慶應義塾大学 先端生命科学研究所
池田 和貴
14:40-15:25 疾患モデル動物を用いた脂質メタボローム解析
国立医薬品食品衛生研究所 医薬安全科学部 室長
前川 京子
15:25-15:45 <休憩> ※会場内にて弊社パッケージ製品のデモを行っております
15:45-16:30 超臨界流体テクノロジーの脂質プロファイリングへの応用
大阪大学 大学院工学研究科 生命先端工学専攻 准教授
馬場 健史
16:30-17:15 微量の血液で病気の診断! メタボロミクスの医療応用
神戸大学 大学院医学研究科 病因病態解析学分野長・質量分析総合センター 准教授
吉田 優
17:15-17:30 LipidSearchデモ・終了のご挨拶
17:30-18:30 懇親会(参加費無料)

  ※ プログラムの内容・講演者などは都合により予告なく変更する場合があります。予めご了承ください。

要旨

Target discoveryアプローチによる脂質メタボローム解析の新展開

慶應義塾大学 先端生命科学研究所
池田 和貴

<要旨>
 脂質代謝物の多くは、様々な種類の脂肪酸から構成されており、一部は酸化や糖鎖付加などの修飾を受け、脂質メディエーターとして生体機能の維持だけでなく炎症などの病態にも関与している。一方、従来の脂質メタボローム解析法は、このような多様性や可変性をもつ微量な脂質の探索可能な範囲が狭く、網羅的な検出が困難な状況である。
 本発表では、これらの課題を解決する新たな脂質メタボローム解析法として、LC-TripleTOF-MS を用いた Target discovery アプローチについて紹介する。本手法では、高感度で網羅性の高いノンターゲット型の脂質メタボローム解析が可能となり、従来のターゲット型の解析法よりも変動代謝物の探索範囲が広くなる利点がある。このため、今後新たな脂質の生理機能や病態マーカーの発見に繋がる可能性が高まると考えられ、本発表でも Target discovery アプローチで得られた興味深い結果について報告する。

疾患モデル動物を用いた脂質メタボローム解析

国立医薬品食品衛生研究所 医薬安全科学部 室長
前川 京子

<要旨>
 代謝産物は、ゲノム情報の最終的表現である形質発現に寄与しており、生命現象を包括的に理解するためには、ゲノム、エピゲノム、トランスクリプトーム、プロテオーム情報に加えて、メタボローム情報は極めて重要となる。我々は、生命活動を担う脂質代謝分子に着目し、その変動を網羅的・包括的に解析する測定系を液体クロマトグラフ-質量分析により構築した。この系を用いて、拡張型心筋症やアルツハイマー病の疾患モデル動物の病変組織および血液における、プロスタグランジン等の酸化脂肪酸や、リン脂質、スフィンゴ脂質、中性脂質等の脂質分子種の変動を明らかにしている。さらにヒト試料と動物試料間の外挿性の検討や他のオミックス情報との統合解析も予定しており、得られる知見は、疾患の発症機序の解明及び新たな創薬標的の同定につながることが期待できる。

超臨界流体テクノロジーの脂質プロファイリングへの応用

大阪大学 大学院工学研究科 生命先端工学専攻 准教授
馬場 健史

<要旨>
 気体と液体の両方の性質を有するユニークな超臨界流体を代謝物解析に効果的に適用することを目的として,種々の超臨界流体利用技術の開発を試みている.本講演では,疎水性の代謝物を高解像度で分離可能な超臨界流体クロマトグラフィー(SFC)や易酸化物など変化を受けやすい代謝物をインタクトの状態で抽出可能な超臨界流体抽出(SFE)の脂質プロファイリングにおける適用技術の開発について,実サンプルへの応用例も示しながら紹介する.

微量の血液で病気の診断! メタボロミクスの医療応用

神戸大学 大学院医学研究科 病因病態解析学分野長・質量分析総合センター 准教授
吉田 優

<要旨>
 メタボロームとは、生体試料(体液、組織、細胞等)に含まれる低分子代謝物群です。これらの代謝物を網羅的に定性・定量解析することをメタボローム解析と呼び、主に質量分析計や核磁気共鳴を使って測定されています。生体内の代謝物を網羅的に解析するメタボローム解析(メタボロミクス)は,ポストゲノム科学の一分野として生まれた最も新しいオーム科学(網羅的代謝物解析情報に基づく科学)です。近年では、質量分析計を用いた解析技術が進展し、ライフサイエンス分野では欠かせない研究手法の一つとなりつつあります。医学研究をはじめとしたさまざまな分野においてもその重要性が認識され始め、特にバイオマーカーの候補の検索に有用とされています。本セミナーでは、メタボロミクスの医学応用に関する研究についてご紹介させていただきます。

  ※ 要旨の内容・講演者などは都合により予告なく変更する場合があります。予めご了承ください

 
ページ上部へ