情報システムを取り巻く環境は、ICTイノベーションやビジネスプロセスの変化などを背景に大きなターニングポイントを迎えています。MKIでは2011年4月、研究開発体制の強化と新たなビジネス価値創出を目的に、R&Dセンターを発足させました。従来は3つの事業部門ごとに行ってきた研究開発をR&Dセンターに集約して技術情報の融合を図り、お客様やグローバルICT企業とのコラボレーションを積極的に推進しています。

ICTの世界では、クラウドコンピューティングやモバイル、ビッグデータ、インメモリーコンピューティングなど新しい技術が次々に実用化され、これらを組み合わせた画期的なソリューションが登場しています。お客様が新しいソリューションを導入する際には十分な検証が不可欠ですが、従来はお客様自身が多額のコストを負担して検証するか、ICT企業に委託するという選択肢しかありませんでした。これに対してR&Dセンターでは、お客様とICT企業の立場を越え、共同で新たな価値を創出するための取り組みを実践しています。

24時間365日のサポート体制にて運用監視を行っているMKIカスタマーケアセンター。

R&Dセンターは、MKIのビジネス変革においても重要な役割を果たしています。まず研究開発のテーマについては、R&Dセンターが全体最適の観点からビジョンを示し、各事業部門と緊密に連携しながらより実践的な研究開発を行っています。また、お客様の課題やニーズに柔軟かつスピーディーに対応するため、R&Dセンター内にライブラリを構築し、MKIが保有する技術の体系化を図っています。

R&Dセンターの発足に続き、2012年2月には先端技術センター(以下、ATC)をオープンしています。東中野オフィス(東京)の一部に新設されたATCは、最新の情報ディスプレイやプレゼンテーション設備、プロジェクトルームなどが整備され、現在進行形の先端技術をお客様が体感できる総合ラボラトリーとして活用されています。

ICT企業にいま求められているのは、新たなサービスの構想力と、最新技術・サービスを見極め、組み合わせる力であり、お客様に対してトータルなソリューションを提供することです。そこでR&Dセンターは、複数の最新技術を組み合わせる力をこれまで以上に高め、検証プロジェクトから得られる独自のコア技術をベースにした新たな価値を創出するための取り組みを行っています。

このR&DセンターとATCが研究開発の中核となり、お客様の経営戦略、業務基盤をICTで総合的に支えるソリューションやサービスをタイムリーに提案、提供し、新たな価値を創り出すことを実現していきます。 ※内容は、取材当時のものです。

24時間365日のサポート体制にて運用監視を行っているMKIカスタマーケアセンター。