ニーズを捉え、新たなビジネスを創出する

ICT業界は従来、顧客企業の業務の効率化を支える役割を担ってきました。システムインテグレータ・ネットワークインテグレータとして、こうした役割を果たしてきました。しかし、近年は、顧客企業のサービス価値の向上や潜在ニーズにお応えする独創的なシステム、サービスの提案・提供が求められています。
このような時代の流れを踏まえ、MKIは経営ビジョンの目指す姿として「私たちは、市場や顧客のニーズを捉え、技術力を駆使する事で新たなビジネスを創出し、顧客への価値提供に絶え間なく挑戦し続ける企業グループを目指します」と定めました。
ICTの要素技術は、ある程度確立されてきています。今後は最新・最適な要素技術をどのように組み合わせて新しい価値を生み出し、お客さまに提供していくかが焦点です。このような考え方を示す「デジタルトランスフォーメーション」という言葉が、次世代のキーワードになっていくと考えています。

 

あらゆるシステムやデータを結びつけ、分析する

では、どうやってデジタルトランスフォーメーションを実現していくのか。ICTは従来、正確な記録を実現するSoR(System of Record)を重視してきましたが、これからはシステム同士のつながりを実現するSoE(System of Engagement)を重視していくことになります。さまざまなシステム、センサーから読み取るデータ、あるいはデータベースに保管されたデータなど、あらゆるシステムやデータを結びつけていくことになるでしょう。ビッグデータ、あるいはIoTといった言葉が脚光を浴びているのも、こうした背景があるからです。
データを結びつけるだけでなく、それを分析することにより、新しい価値を生み出していく必要があります。そこではAIも活躍していくことになるでしょう。MKIはこのようなアプローチでデジタルトランスフォーメーションを実現していこうとしています。

 

新たなビジネスの創出につなげていきたい

社会のあらゆる分野で、かつてない程のダイナミックな変化が進行しているなか、MKIの強みの一つはICTの基盤と言われるネットワークから各種のアプリケーションまで、ICTすべての領域においてビジネスを展開できる事業体であることです。
もう一つは、三井物産が100%出資しているグループ会社であることです。三井物産は日本を代表する総合商社として世界的に幅広い事業を手がけており、革新的なビジネスモデルを絶えず追求しています。三井物産と協業することにより、MKIは先端的な取り組みや、新しい知見を入手する極めて有利なポジションにいるといえます。革新的な技術力とともに、ビジネスの先を読む力によって新たなビジネスの創出につなげていきたいと考えています。

 

皆さんの夢を聞かせてほしい

目指す姿を実現していく原動力は、社員一人ひとりの意志や情熱です。私が若い人たちに期待していることはただ一つ「夢を持ってほしい」ということです。吉田松陰の残した名言に「夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし。故に、夢なき者に成功なし」という言葉があります。とても明快で、心に響くメッセージだと思います。
私は若い人たちに、「理想的な人物像」を求めていません。さまざまな個性の人が集う多様性のある組織のほうが、変化に対応する力が強いからです。MKIというフィールドで実現できるものであるならば、そこに描く夢の中身は自由であり、独創的で構いません。
就職は、自分自身で下す人生の大きな決断です。さまざまな会社をきちんと調べ、自分の夢を実現していく舞台に相応しいか、納得いくまで考えてください。そのうえでMKIに興味を持っていただけるなら、ぜひ皆さんの夢を聞かせてほしい。一緒に新たな価値創造に挑戦していきましょう。皆さんとの出会いを楽しみに待っています。