株式会社ネクストビート様

導入時期 : 2015年

業種: その他

導入サービス : Wi-Fiソリューション

株式会社ネクストビートについて

名 称 : 株式会社ネクストビート
所在地 : 東京都品川区西五反田1-18-9 五反田NTビル7階
事業内容 : インターネットを活用した各種コンテンツ・サービスの企画・開発
       インターネットを活用した各種マーケティング支援事業
ネクストビートホームページ : http://www.nextbeat.co.jp/
保育士バンク!ホームページ : http://www.hoikushibank.com/

倍々で成長する組織、社員数は100人を突破

ネクストビートは、保育園の経営者や保護者向けのWebサービスを提供し、保育業界をITによってサポートするサービスベンダーである。2013年に創業したベンチャーではあるが、保育業界に対するニーズの高まりに合わせて、ビジネスも組織規模も急激に拡大させてきた。2016年には保育士を事業者に紹介するサービスとして「保育士バンク」を立ち上げた。さらに2017年以降には、保育士と保護者とをつなぐ新たなサービスを提供する予定だという。
ネクストビート 執行役員CTOの衣笠嘉展氏は、「保育事業者と保育士、保護者の三者をつなぐITサービスを提供し、人口減少問題に悩む日本を元気にする企業になりたいと考えています」と述べる。
ネクストビートは創業者が立ち上げた後、2015年5月には社員数が40人に達し、大阪、名古屋、福岡に拠点を開設した。2016年10月には社員数が100人を超え、拠点数は5つを数えようとしている。当然のことながら、オフィスはすぐに手狭になり、移転を繰り返してきた。

無線LAN環境が課題に、適切なサービス提供をどう図るか

こうした急成長の中で問題となるのがITインフラである。当初こそ、個人向けや小規模向けのシステムで事足りていたが、社員数が100人を超えると大規模企業向けのシステムが必要となってくる。人員と拠点が増え、加えて新たなITサービスの開発を進めている同社にとって、特にネットワークインフラの増強が急務だった。中でも、社員の業務を直接支える無線LAN環境に大きな課題を抱えていた。

「もともと当社では企業向けのアクセスポイントを設置し、できる限り社員が自由に働ける環境を提供してきたつもりでした。ところが社員が20人を超えたあたりから、通信速度が悪化したり、接続できなくなったりするケースが増えてきました。通信頻度の高いスタッフは、わざわざ有線LANを自分で設置していたほどです。社員が100人を超えて現在のオフィスに移るに当たって、しっかりとした無線LAN環境を整え、適切なITサービスを提供すべきだと考えました」と、経営管理グループ シニアマネージャー 福島大介氏は振り返る。

貴重なエンジニアはビジネスに集中させたい

ネクストビートの新しいオフィスは、従来の2倍以上の広さがあり、複数の会議室とセミナースペースも用意した。セミナースペースには快適なソファやベンチが置き、普段は社員が自由に移動して仕事できるようにしている。今後は、ゲストを招いたセミナーなども積極的に開催する予定だ。ゲストのための無線LAN環境も用意したい。
「今回の引越しでは、事前に調査を行って周辺の電波干渉が強いことを認識していました。そのため、多数のアクセスポイントを設置して無線LANコントローラーで制御する必要があると考えました。しかしその構築や管理を自社で行うのは困難でした」(衣笠氏)
急成長の中で人材確保に苦慮してきた同社にとって、リソースに余裕はなかった。上述したように、新たなITサービスの提供に向けて急ピッチで開発を進めているところで、貴重なエンジニアをIT構築や管理に取られたくなかった。できる限り、社外のプロフェッショナルに任せたいというのが本音だった。
そこで出会ったのが、三井情報の「MKIマネージドWi-Fi」サービスだった。
衣笠氏らは、無線LANのフルマネージドサービスを導入するため、複数の事業者に見積もりを依頼した。多くの事業者が提案してきたのは、必要な機材を購入した上で、運用のみを提供するというサービスだった。
「それが普通だと思っていたのですが三井情報の提案には驚きました。当社が購入するのはアクセスポイントのみで、無線LANコントローラーの機能はクラウドサービスとして提供するというのです。“そんな便利な方法があるのか”と思いました」(衣笠氏) 

さまざまな管理作業をリモートで実施

MKIマネージドWi-Fiでは、ユーザー企業はシスコシステムズのアクセスポイント「Cisco Aironet」シリーズを必要な台数のみ購入して設置するだけでよく、三井情報が、MKIクラウドデータセンターに設置した無線LANコントローラーからリモートでアクセスポイントを管理する仕組みを提供している。MKI監視センターのオペレーターが24時間365日の体制で運用・監視するため、ユーザー企業は常に安定したネットワークを利用できる。
ネクストビートでは、新しいオフィスに5台、会議室スペースに4台のアクセスポイントを設置した。台数が多かったため、オプションサービスを利用して設置工事も任せることにした。サイトサーベイや物理的な工事、システム設定などをオンデマンドに任せることができるのもMKIマネージドWi-Fiの特長だ。
「今回は、拠点間接続の変更やパブリッククラウドサービスとの接続工事も発生したため、無線LAN以外の作業も三井情報にお任せしました。このように幅広いノウハウを持ち、柔軟に対応してくれる事業者はなかなかいないでしょう。非常に短期間での導入でしたが、しっかりとサポートしてくれました。十分に納得できる安価な費用であったことも付け加えたいですね」(福島氏)

成長企業を支える安価で高品質なサービス

ネクストビートのネットワーク環境は、無線LANや拠点間接続も含めて順調に稼働しており、全くトラブルは発生していない。
「もしトラブルが発生したときには、何が起きたのか、原因はどこかと追究する必要があります。専用のカスタマーポータルにログインすることでアクセスポイントの状態をリアルタイムに確認できるので、障害発生の際でも即時に原因究明と障害対応が可能になります。また過去にさかのぼって状況を確認したい場合には『月次レポート』で確認できるので、いつでも安心して無線LANを利用し続けることができます」と、衣笠氏は評価する。
保育市場は順調に成長しており、ネクストビートの事業もますます拡大していくことだろう。拠点の拡張も計画中で、人材の採用も積極的に行っている。いずれは現在のオフィスすら手狭になるかもしれない。
MKIマネージドWi-Fiは、アクセスポイントを追加するだけで規模を拡張することが可能で、遠隔拠点でもクラウドからコントロールできるメリットがある。また費用もアクセスポイント1台ごとに決められているため、予算を見積もりやすいのも特長だ。
「小規模な遠隔拠点は、本社以上にエンジニアを設置することが困難ですから、MKIマネージドWi-Fiは非常に助かります。MKIマネージドWi-Fiはネクストビートの成長にとって非常に重要な役割を担ってくれていると感じます」(衣笠氏)

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※本事例記事はTechTarget記事の転載となります。

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