取引可視化システム:CIVA

CIVA(Customer Innovative Visible Assistシステム)とは

顧客の取引情報を可視化し利活用するシステム

顧客の資金の移動情報をもとに取引の流れを繋ぎ合わせ、商流をビジュアルに表現してご提供します。

業種・住所・格付・残高などの情報も取り込み、時系列でデータの履歴管理を行うため、商流の変化や入出金と残高の比較推移、業種・地域単位での資金の流れを確認することが可能となります。

また、取り込んだデータから複合的な条件でのアラート通知機能も搭載することにより顧客の取引動向と顧客の取引先における取引動向を視覚的に把握可能となり、資金需要の発掘や商流単位での提案の支援を行います。

顧客の財務状況に対する取引の動きをアラートで検知し、提案タイミングやリスク上昇に対する予兆を察知することも可能となります。

システム概要

顧客の日々の入出金情報を蓄積し、月単位にて集約した顧客間の取引の流れを可視化して提供するWebアプリケーションです。

データインターフェースはファイル連携にて実現しているため、勘定系システムと直接接続する必要はありません。

ユーザーはWebブラウザ上でアクセスを行い、個別に顧客の条件やお気に入りを設定して使用することが可能です。

 

 

 

 

CIVA(Customer Innovative Visible Assistシステム)の特徴

金融機関内の情報利活用を促進

地域金融機関では、金融デジタライゼーション戦略の中で、情報の利活用の課題がありました。

その中でも金融機関の持つ口座情報は膨大であるがゆえに利活用できていませんでした。

CIVAは口座情報を可視化し、気づきを与えるシステムです。

可視化情報をもとに、融資領域、営業領域、企画領域など金融機関内のあらゆる セクションでの情報の利活用を促進します。

顧客間取引情報の可視化

金融機関の持つ口座間の取引情報から、顧客間の取引を繋がりとし商流がビジュアルに表現されることで、新たな気づきを得ることができます。

 

(例)

  • 商流の突然の変化による、経営状態の変化に気づく事ができます。
  • 入金先と出金先を表示することで、循環取引に気づく事ができます。
  • 決算書と入出金の頻度が異なる場合、粉飾決算の可能性に気づく事ができます。
  • 入出金先が他の金融機関の場合、新たな提案をする事ができます。

 

 

 

入出金統計情報の表示

顧客の月別入出金統計の推移

相手先別取引量など各種統計情報を表示することで、顧客の実態を把握することができます。

 

(例)

  • 入出金の割合からの新規貸し出しや、途上審査の融資判断を行う事ができます。
  • 相手先の取引量の変化から経済活動の変化に気づく事ができます。
  • 企業や事業主で融資取引が無い先には、法人向け保険や、資産活用の提案を行う事ができます。

 

 

 

アラート設定・通知

条件を定めたアラート設定を行い、画面上で通知を行います。

アラート情報については、お客様毎に設定可能です。

アラートが通知されることで、種類に応じたタイムリーな対応が可能です。

 

(例)

  • 大口出金から、融資提案をする事ができます。
  • 他の金融機関との取引から、新規の融資や資産運用の提案をする事ができます。
  • 従業員数の増減から、運転資金の提案や従業員向けの提案を行う事ができます。
  • 賞与支払い先の実績から、季節の資金需要対策を提案する事ができます。

 

 

 

 

 

検索/フィルタリング/お気に入り機能

利用ユーザ毎に顧客の検索、店舗別・業種別などの各種フィルタリングが可能です。

またお気に入り登録をすることで、担当先や取引を強化したい先を容易にモニタリングできます。

 

(例)

  • 定期的な訪問タイミング前に常に情報をインプットして訪問することで、顧客とのリレーションを強化する事ができます。
  • 毎月決まった時期に行われる入出金が無い場合、顧客へのアプローチを行う事で、タイミングの良い提案をする事ができます。
  • 特定の先に一定額以上の支払いがあった場合、資金需要の発生を検知し、融資提案を行う事ができます。

お問い合わせ

担当部門:金融営業本部 金融第一営業部 第三営業室 電話番号:03-6376-1114

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