攻めと守りの両輪でDXを支援 三井物産の「変革と成長」をICT総合技術力で推進する三井情報の戦略

三井物産株式会社 執行役員 デジタル総合戦略部長 真野 雄司氏、日経BP総研 イノベーション ICTラボ所長 戸川 尚樹、三井情報株式会社 代表取締役社長 小日山 功氏

三井物産をはじめ、金融、流通、不動産、通信など、幅広い業種のIT基盤を50年以上にわたって支え続ける三井情報。その強みや、信頼あるICT企業として選ばれる理由について、三井物産 デジタル総合戦略部長の真野雄司氏と、三井情報 代表取締役社長の小日山功氏に、日経BP総研 イノベーションICTラボ所長の戸川尚樹が聞いた。

幅広い業種に多彩なIT支援サービスを提供

戸川 三井情報は、三井物産が出資するICT企業としてよく知られています。すでに50年以上の歴史を歩んでこられたそうですね。

小日山 当社は1967年に三井物産の情報システム部門から独立して誕生しました。その後、ネットワーク基盤の構築を得意とするネクストコム、音声系通信技術を提供するアダムネット、PA/FA分野の技術を持つトパックスやアプリ開発が得意なビーエスアイなど、三井物産グループの7つのIT企業を合併して今日に至っています。

創業以来、三井物産向けに基幹システムをはじめとする業務システムの導入だけでなく、センシング・制御技術やネットワーク基盤など、これまで合併した企業の技術を融合し、アプリケーションからIT基盤まで設計・構築・保守・運用など広範囲なサービスを提供しています。

戸川 三井物産グループ専門のソリューションプロバイダーの印象もありましたが、実はグループ以外の企業との取引の方が多いそうですね。

小日山 約8割はグループ以外のお客様です。業種は金融、流通、不動産、通信など非常に幅広く、日本を代表するエンタープライズから中堅・中小企業まで、事業規模も多岐にわたります。

写真:左から戸川 尚樹氏、小日山 功氏、真野 雄司氏

戸川 真野さんは、三井物産のデジタル総合戦略部長というユーザーのお立場ですが、三井情報のサービスについては、どのような印象をお持ちですか。

真野 デジタル総合戦略部では、主にコーポレート系のシステムや基盤の構築・整備をお願いしていますが、一言で言えば、一番重要なパートナーです。

長年にわたって、三井物産のITインフラをしっかり支えていただいている実績への信頼はもちろん、当社のIT戦略を十分に理解し、必要と思われる技術やソリューションを積極的に提案していただける点にも頼もしさを感じています。

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