品質向上への取組み

三井情報グループ(以下、当グループ)は、常に品質の向上に努め、お客様に最高品質のソリューションとサービスを提供することにより、お客様の継続的な発展に寄与し、お客様の満足度向上と、お客様から信頼される企業を目指します。

1.品質マネジメント体系

・当グループでは、品質マネジメントシステムを、品質管理活動と品質保証活動で構成されると定義し運用しています。
・品質管理活動は、各部門で取り組む品質向上活動とその活動に対する第三者によるチェック、及び、品質向上活動を支えるコンテンツの企画・提供を行っています。
・品質保証活動は、当グループがお客様に提供する、財やサービスの品質を一定以上に保つための活動を行っています。

2.品質向上のための取り組み施策

品質管理(活動)

●プロジェクト審査・モニタリング

プロジェクト審査では、プロジェクトを開始(引合から受注前まで)するにあたって、リスク事象の把握やプロジェクトの実現性の観点で審査を実施しています。 プロジェクトモニタリングでは、受注後のプロジェクトに対して定期的にモニタリングを実施し、品質問題の兆候把握やプロセスの早期是正などを図っています。

●MKI標準ガイドライン

当グループでは、プロジェクトを円滑に進められるようにすることを目的に、標準的なガイドラインを策定し運用しています。ガイドラインには、アプリケーション開発系・インフラ構築系・運用保守サービス系などがあり、安定した品質のサービスや製品をお客様にご提供できるよう努めています。

●品質教育

品質意識向上のために品質教育を定期的に実施しており、お客様にご満足いただけるサービスを提供するため、日々研鑽に努めています。

●MKIサービス品質調査(顧客満足度調査)

当グループが提供するサービスや製品について、導入までのプロセスやその品質についてお客様の立場から評価していただき、その結果を改善に結び付けることによってより良いサービスや製品を提供できるようにしています。

●各部門での品質活動

品質向上を図るためには、「自律性」「継続性」 「一体感(組織的)」を持った品質活動(プロセス)が重要である考えています。当グループでは、毎年部門毎に品質テーマを決め、現場での品質活動を実施しています。

●期末成果発表会 表彰式の様子

・最優秀賞:商社技術第一部 第二技術室
・優秀賞:オペレーションサービス部
・アイディア賞:ITインフラサービス1部およびITインフラサービス2部(合同の取組み)

●科学的分析に基づく品質状況の可視化

品質向上活動を通して様々な品質データを収集しており、これらのデータを活用してプロジェクトにおける行動(プロセス)や結果(成果および成果物)の「品質の良し悪し」を可視化しています。具体的には、品質構成要素を体系的に整理しその要素を数値化する品質指標を定義、さらに品質指標の良し悪しを判断する統計処理メソッドを確立し、結果を品質ダッシュボードとして可視化しています。

これらの取り組みは、一般社団法人プロジェクトマネジメント学会にも研究成果を報告しており、「2020年度PM実施賞奨励賞」を受賞しました。本賞は、プロジェクトの成功に寄与する仕組みの導入を小集団活動により実現し、顕著な成果を提示した組織に与えられる賞です。当グループのプロジェクトにおける行動や結果の「品質の良し悪し」を合理的に説明する仕組みを構築した取組みが社外的にも評価されています。

2020年度 PM実施賞奨励賞 受賞時の取組み結果

https://www.mki.co.jp/news/information/20210312_2.html

品質保証(活動)

●品質保証審査

当グループが提供するサービスや納品物(製品)に対して、お客様が安全かつ安心してご利用いただくための取り組みになります。具体的には、納品物についてはお客様への納品前に品質特性の充足性や各プロセスの完全性などを評価しています。サービスについてはお客様との契約前にSLAの順守性などを評価しています。

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