Genesys Cloud 週次リリース情報(11/16)
2022年11月16日のGenesys Cloudリリースノートより、内容を抜粋してお届けします。
Communicate
- デフォルトのArchitectボイスメールフローにおいてボイスメールの処理のかわりにシステムアナウンスに置き換えることができるようになります:
管理者やコンタクトセンターの管理者は、テンプレートのサンプルをダウンロードし、詳細な説明に従って、お客様のためにボイスメールフローをカスタマイズすることができます。
フローの作成者は、ボイスメールフローを設定して、お客様がボイスメールメッセージを残さないようにしたり、デフォルトのシステムメッセージを独自の音声に置き換えたりすることができます。この機能には、Communicateのサブスクリプションが必要です。
Contact center
- エージェントのワークスペースでGenesysエージェントアシストを利用できるようになります:
エージェントは、エージェントのワークスペースでGenesys Agent Assistを使用して、ナレッジベースの記事や定型応答を検索できるようになりました。Genesysエージェントアシストを日本語向けに利用できるのは2023年前半を予定しています。この機能には、以下のサブスクリプションのいずれかが必要です。
Genesys Cloud CX 2、Genesys Cloud CX 2 Digital、Genesys Cloud CX 3、Genesys Cloud CX 3 Digital - Genesys Tempo(WEM用のモバイルアプリ)で遅刻の通知をスーパーバイザーに通知することができるようになります:
エージェントは、Genesys Tempoアプリから、次の予定に遅れていることをプロアクティブに報告できるようになりました。スーパーバイザーは遅刻通知を確認し、承認/却下することができます。 - コーチング予約設定を改善します:
コンタクトセンターのマネージャーやスーパーバイザーは、既存のコーチング予約にエージェントを追加するプロセスを改善することができるようになりました。この機能には、以下のサブスクリプションのいずれかが必要です。
Genesys Cloud CX 1 WEM Add-on II、Genesys Cloud CX 2 WEM Add-on I、Genesys Cloud CX 3
Add to Existing Coaching Apppointment - 1.5年以上前のインタラクションの限定的な詳細情報を一部の地域で利用可能に:
コンタクトセンターのマネージャーとスーパーバイザーは、「インタラクションの詳細」ビューを使用して、1.5年以上前のインタラクションについて、録音再生を含む限定的な情報を表示できるようになりました。この機能は、以下の地域で利用可能です。アジアパシフィック(シドニー)、アジアパシフィック(ソウル)、アジアパシフィック(東京)、カナダ(カナダセントラル)、EU(アイルランド)、EU(ロンドン)、および南アメリカ(サンパウロ)です。この機能を利用するには、以下のサブスクリプションのいずれかが必要です。
Genesys Cloud CX 1、Genesys Cloud CX 1 WEM Add-on II、Genesys Cloud CX 2、Genesys Cloud CX 2 WEM Add-on I、Genesys Cloud CX 3
[Genesys Cloud Resource Center]Retention period for analytics data and recording
Platform
- データアクション利用のためのIPアドレス許可を自動的に行います:
Genesys Cloud は、データアクションの統合から発信されるIPアドレスを自動的に許可するようになりました。この機能により、管理者が明示的にこれらのIPアドレスを許可リストに追加する必要がなくなりました。東京リージョンを利用のお客様は以下のアドレスです。
175.41.236.77/32
2.193.189.115/32
52.196.104.192/32