企業の財務データをもとに経常収支比率を分析の中心指標とした独自のロジックによる分析を行い、粉飾可能性のチェックや、経常収支比率分析・判別関数分析による企業の安全性を評価します。
その他に55の指標からなる財務比率分析や損益分岐点分析、資金運用表・資金移動表、キャッシュフロー計算書を作成し、金融機関様における融資先企業の審査・資金分析を強力に支援します。
2018年4月にシリーズ最新版のCASTER Xをリリースしており、財務データの利活用を促進致します。将来財務シミュレーションや融資先向け財務診断帳票出力機能等を備えたソリューションです。クラウド上での提供も可能としています。将来的には、「CASTER」における定量・定性情報を可視化し、金融機関の提案力強化を支援するソリューションとしていくことを目的としており、今後も同様に機能拡張を段階的に実施していきます。
OCRで読み込んだ決算書等の財務情報を分析し、金融機関が融資判断に利用する資料を作成する財務分析ソリューションである「CASTER」。
最新バージョンである「CASTER X」は将来財務シミュレーションや融資先向け財務診断帳票出力機能等を備えたソリューションです。
オンプレミス版に加え2018年3月にはマイクロソフトのクラウドプラットフォームMicrosoft Azure上で利用可能な「CASTER on Azure」の提供も開始します。
「CASTER」における定量・定性情報を可視化し、金融機関の提案力強化を支援するソリューションとしていくことを目的としており、今後も同様に機能拡張を段階的に実施していきます。
CASTER Xでは従来より入力蓄積されたCASTERデータを利活用することを可能としています。各種シナリオによる将来財務シミュレーション機能や融資先向け財務診断帳票等を追加しています。帳票類はExcelやPowerPointによる、出力も可能で、顧客レベルでの有効活用が実現できます。
これまでCASTERデータの確認や帳票の出力は「CASTER」が設置された事務集中センターで行う必要がありましたが、今後は金融機関の各営業店に置かれた端末やタブレットから閲覧や帳票の出力が可能となります。各営業店担当者は融資先等を訪問する際、即座に最新の財務情報を確認し、タイムリーなコミュニケーションに活用が期待されます。
CASTERⅣにて確立した企業財務分析結果を、従来のPDF以外にエクセル、パワーポイントでアウトプットすることで、十二分に活用できます。
CASTER分析から顧客向け資料の作成、営業企画、経営企画部で作成する営業戦略へ利用ができます。
また稟議書のフォームとして設定することで、決算書を読込むだけで稟議書の一部を作成でき、業務負荷の削減効果も期待できます。
決算書から将来シミュレーション予測を行い、顧客と共有することで、顧客に適切なアドバイスを行うことができます。
決算書入力システムから連携された勘定科目内訳明細データをCSVデータやExcel帳票にて出力することができます。これにより、企業分析への活用も可能となります。
厳密なセキュリティ要件を満たしてる事が証明されているMicrosoft Azure環境下で、CASTER Xのモバイル機器への利用を促進することができます。
顧客案内時にタブレット端末でシミュレーションを提示することや、その場でヒアリングした情報を共有し分析データをフィードバックするなど、CASTER Xの顧客支援機能を十二分に発揮することが可能です。また、Microsoft Azureを利用する事で、構築期間の短縮も可能となります。