2023/01/06
三井情報株式会社

音声病態分析学を活用した「赤ちゃんの泣き声と睡眠から、自閉症スペクトラムの早期判定への研究」へ寄付を実施しました

 三井情報は、公立大学法人神奈川県立保健福祉大学(所在地:神奈川県横須賀市、学長:中村 丁次、以下 保健福祉大学)イノベーション研究科の「赤ちゃんの泣き声と睡眠から自閉症スペクトラムの早期判定への研究(以下 本研究)」を支援します。

 本研究は保健福祉大学教授/東京大学特任教授の徳野 慎一氏が確立された、声(発話)の音声分析により、人の心の状態を解析・可視化する「音声病態分析学」を活用し、乳児の泣き声の特徴と睡眠パターンなどから自閉症スペクトラム障害の早期判定をサポートする技術の開発を目指すものです。
 当社は本研究へは参加いたしませんが、音声病態分析学の活用範囲を小児医療へ応用させるという趣旨に賛同し、寄付による支援を決定しました。
 当社は2014年より徳野教授と共に音声病態分析学を活用する研究を重ねており、現在も東京大学と「ワークエンゲージメント・ウェルビーイングの音声分析モデル化」に取り組んでいます。

 当社はウェルビーイングの実現という社会課題の解決に向け、今後も音声病態分析学の発展に寄与していきます。

以上

【関連ページ】
 保健福祉大学・徳野研究室:https://www.shi.kuhs.ac.jp/laboratory/details_01792.html
 関連ニュース「音声分析に関する東京大学との共同研究成果論文が発表されました」:https://www.mki.co.jp/news/information/20211227_1.html
 関連コラム「『心の声』は隠せない? ~音声病態分析技術の学校向け実証実験~」:https://www.mki.co.jp/knowledge/column126.html
 関連コラム「『心の声』のテクノロジー」:https://www.mki.co.jp/knowledge/column82.html 

 


三井情報グループのマテリアリティ

三井情報グループは経営理念である「あり姿」の下、事業を通じたサステナブルな社会の実現を目指し、「三井情報グループと社会が共に持続的に成長するために優先的に取り組む重要課題」を4つのマテリアリティとして策定しています。本取組は、4つのマテリアリティの中でも特にナレッジで豊かな明日(us&earth)をつくる」の実現に資する活動です。

 

ページTOP

当ウェブサイトでは、サイトの利便性やサービスを改善するため、Cookieを使用しております。このまま当ウェブサイトをご利用になる場合、Cookieを使用することにご同意いただいたものとさせていただきます。Cookieに関する情報や設定については「個人情報保護方針」をご覧ください。

同意して閉じる