三井情報 Story
ICT事業にイノベーションを起こし続けた50年。これからも。
『三井情報開発の歴史』
三井物産の情報システム部門から独立し、1967年に三井情報開発が誕生した。
時は、高度成長期。英語名を“MITSUI KNOWLEDGE INDUSTRY”として、多くの国民がモノへの意識が強い中、知財を売り物にするべく掲げた会社名であった。その名の如く早々にシンクタンク事業に進出し(後の総合研究所)、1975年には バイオ調査研究を開始しバイオサイエンス事業を立ち上げることとなった。また、戦後日本の復興と経済成長に不可欠な石油化学産業を担っていた三井東圧化学の情報システム部門から独立し、1971年トパックスが誕生した。センシング技術とデータ集積に特化していたトパックスは、コンピューターの普及と共にコンピューターと産業機械をつなげる動きを加速させていった。
『ネクストコムの歴史』
高速で安価なデータ通信が当たり前となっている昨今に比べ、1985年の通信自由化まで閉鎖的であった音声系通信事業に参入するため、1985年に三井物産がアダムネットを設立した。海外製音声通信機器の輸入販売を武器にして、画像処理系技術の知見がある物産アドバンスドシステム(BASIS)を吸収し、CTI(Computer Telephony Integration)技術によりコンタクトセンター・コールセンター構築の中核を作り上げた。
1989年三井物産の事業部門から独立し、ビーエスアイ(物産システムインテグレーション)が誕生。通信・放送事業向けの営業系業務システム開発の経験を武器に、その後三井物産デジタルも吸収した。
国内商用インターネット接続サービスに先立ち、ネットワーク機器の販売を目的に1991年、米国3Com社との合弁でスリーコムを設立、後にネクストコムに社名を改称。
2004年にはネクストコム、アダムネット、ビーエスアイを合併。
2007年、ネクストコムと三井情報開発が合併し、三井情報が誕生。
インフラとアプリケーションの両面によるサービスを拡充してきた。
近年、所有から利用の時代へ。ようやくインフラとアプリケーションの両面によって実現されるクラウドサービスが求められるようになってきた。
お客様自身も「守りのIT」から「攻めのIT」へとデジタルトランスフォーメーションへの変革が求められる時代
三井情報は、新たなイノベーションをこれからも。
三井情報のあゆみ
三井情報株式会社(MKI)は、2007年4月1日に三井物産の子会社であるネクストコムと三井情報開発が合併し誕生しました。

三井情報株式会社の沿革
2007年
- 4月
- ネクストコム株式会社と三井情報開発株式会社が合併。 三井情報株式会社として営業開始。本社を東京都中央区に移転
- 4月
- 営業部門、西日本支店、名古屋営業所でISMS(ISO/IEC27001規格)を拡大取得
- 10月
- 子会社MKIテクノサービス株式会社とエムケイアイソフトウェアサービス株式会社を統合し、MKIテクノロジーズ株式会社を設立
2008年
- 10月
- 東京都港区に本社を移転
2010年
- 10月
- 子会社MKIネットワーク・ソリューションズ株式会社を吸収合併
2011年
- 9月
- 子会社MKI(U.K.), LTDを新設
シンガポール支店を開設
MKI(U.S.A.), INC. シアトル支店を開設
2012年
- 3月
- 先端技術センター(ATC)を東中野オフィスに開設
2015年
- 1月
- 三井物産株式会社による株式公開買付に伴い完全子会社化
東京証券取引所市場第二部上場廃止
2017年
- 1月
- MKI(U.S.A.), INC. ヒューストン支店を開設
2020年
- 1月
- シンガポール支店を現地法人化し、子会社MKI IT SOLUTIONS (ASIA PACIFIC) PTE. LTD.を設立
2021年
- 4月
- 三井物産エレクトロニクス株式会社を吸収合併
- 11月
- 株式会社イットーソフトウェアを連結子会社化
2023年
- 4月
- 株式会社メビウスを連結子会社化
2007年以前
ネクストコム株式会社の沿革
1991年
- 6月
- ネットワーク機器の販売を目的として東京都港区に米国3Com社との合弁でスリーコム株式会社を設立
- 11月
- 大阪市中央区に西日本事業所(現西日本支店 中之島オフィス)を開設
1993年
- 1月
- 名古屋市南区に名古屋事業所(現名古屋営業所)を開設
- 7月
- 福岡市博多区に福岡営業所(現九州営業所)を開設
- 8月
- 東京都渋谷区に本社を移転
1994年
- 6月
- 社名をネクストコム株式会社に改称
1995年
- 2月
- 仙台市青葉区に仙台営業所(現東北営業所)を開設
- 3月
- 東京都新宿区に本社を移転
- 7月
- 富山県富山市に北越営業所(現北陸営業所)を開設
- 8月
- 広島市中区に広島出張所(現広島営業所)を開設
1996年
- 6月
- 札幌市北区に札幌営業所を開設
- 12月
- 埼玉県大宮市(現さいたま市大宮区)に大宮営業所(現北関東営業所)を開設
1997年
- 1月
- 新潟県新潟市に新潟出張所を開設
- 2月
- 受託ソフトウェア開発業務(開発に付随した保守業務含む)で ISO9001認証を取得
- 4月
- 東京都渋谷区に本社を移転
1998年
- 6月
- 東京都文京区に本社を移転
1999年
- 9月
- 沖縄県那覇市に沖縄事務所(現沖縄営業所)を開設
- 10月
- 東京都より一般建設業(電気工事業)として認可される
2000年
- 4月
- 香川県高松市に四国出張所(現四国営業所)を開設
- 9月
- 大阪証券取引所ナスダック・ジャパン市場(現JASDAQ市場)に上場
2001年
- 2月
- 米国シスコシステムズ社よりゴールドパートナーに認定される
2003年
- 4月
- 東京都大田区にTCS(トータルカスタマーサービス)センターを開設
2004年
- 4月
- 東京証券取引所市場第2部に株式を上場
- 8月
- 本社、大阪支店、名古屋営業所、九州営業所で ISO14001認証を取得
- 12月
- 三井物産グループのアダムネット株式会社、株式会社ビーエスアイと合併。東京都千代田区に本社を移転
2005年
- 3月
- 東京都より特定建設業(電気通信工事業)として認可される
2006年
- 4月
- 情報システム部で ISMSを ISO/IEC27001規格で認証取得
- 7月
- 愛媛県松山市に松山出張所を開設
- 12月
- 三井物産グループの三井情報開発株式会社との合併を発表
三井情報開発株式会社の沿革
1967年
- 三井物産(株)の情報システム部門が(株)コンピュータシステムズサービスとして独立 (資本金5,000万円)
1970年
- 三井情報開発(株)に社名変更、三井系19社出資(資本金5億円)
1972年
- シンクタンク事業に進出
1975年
- 理化学研究所より、「人工酵素による化学合成システムの開発」計画化研究を受託(バイオ調査研究を開始)
1983年
- 株式を三井物産(株)に集約
1986年
- 連結子会社エムケイアイソフトウェアサービス(株)を設立
1987年
- 米国法人MKI(U.S.A.),Inc.を設立
1988年
- 通商産業省「システム・インテグレータ企業」に登録・認定
1989年
- 情報化促進貢献企業として通商産業大臣より表彰
1991年
- 通商産業省 「システム監査企業台帳」に登録
1999年
- 第三者割当増資(資本金7億6,620万円)
2000年
- プライバシーマーク認定事業者の資格取得
微生物ゲノム情報の解析を目的として、合弁会社(株)ザナジェンを設立
半導体関連ソフトウェア流通のASP事業を目的として、合弁会社(株)クレディストを設立
2001年
- システム設計・開発分野において、ISO9001認証取得
2002年
- ISO9001認証を保守運用サービス分野へ拡大取得
中国浙江省杭州市に現地法人三井信息技術(杭州)有限公司を設立
2003年
- 全社規模で情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)適合性評価制度の認証を取得
2004年
- 環境マネジメントシステム(EMS)について、ISO14001適合審査に合格、認証を取得
2005年
- (株)トパックスを連結子会社化
連結子会社MKIネットワーク・ソリューションズ(株)を設立
2006年
- 連結子会社(株)トパックスを吸収合併