三井情報株式会社(本社:東京都港区、社長:齋藤 正記、以下 MKI)は、2015年5月~実証実験を行っていた幼稚園・保育園・認定こども園と保護者の連絡帳アプリ「きっずノート」について、2015年11月~正式にサービス提供開始したことを発表します。基本料金は、保育施設一件あたり月額6,000~で設定しており、使用する保護者数に応じて別途ユーザーライセンスが必要となります。また、新規の保育施設に向け、「きっずノート」の2カ月間の無料試用期間を引き続き提供します。
製品ページ:http://www.mki.co.jp/solution/kidsnote.html
近年女性の就業率の向上と共に、子どもを保育施設等に預けて両親共に働く家庭も増えています。働く女性、及びその家族にとって、日々成長する子どもの様子を見守る上で欠かすことができないツールが、保育施設と毎日やり取りする連絡帳です。連絡帳は、1日の大半を保育園で過ごす子どもの様子を保護者に伝えたり、また、家庭での様子を知らせ合うノートですが、保育士が手書きの連絡帳では表現がしづらい場合や、保育士一人が大勢の子どもに一人一人手書きで書くのに膨大な時間が必要になる場合があります。
「きっずノート」は、これまで保育施設と保護者の間で情報交換していた紙での連絡帳の内容を、アプリで電子化し、スマートフォンやPC等で簡単に入力・確認できるサービスです。保育者の視点からは、文章で表現しづらいことは写真を添付したり、同じ内容の場合は一括入力したりすることで、よりわかりやすく、効率的に子どもの発達状況を保護者に伝えることができます。既読確認もできるため、重要な情報が確実に保護者に伝わっているか確認することも可能です。保護者の視点からは、予めアプリをスマートフォン等にインストールすることで、母親だけでなく、子育てに関わる家族皆が、いつでも、どこでも、子どもの様子が記された連絡帳・写真・保育施設からの連絡事項を確認することが可能です。また、「きっずノート」は保育施設から承認された保護者のみが利用できる仕組みとなっているため、不特定多数に情報が漏れる心配もありません。
本サービスはファーストユーザーとして広島県のみづき保育園が導入を行い、既にアプリを活用しています。みづき保育園では、「お知らせ」機能を使って、不審者等の緊急の情報や、遠足等のお迎えの時間など、保護者といち早く情報を共有することができて良かったとのことです。また、働く保護者からは通勤時等、電車の中で「アルバム」機能から子供の写真を見られて便利との声もあがっています。
MKIはこれからも、ICTを通じて、子どもの個性や発達を見逃さない「その子の今に合った成長を促す」子育て、並びに「より安心で安全な」保育の環境づくりをサポートしていきます。
【きっずノート画面】
<基本画面> | <「連絡帳」画面> | <「お知らせ」画面> |
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