三井情報株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:齋藤 正記、以下 MKI)は、この度、千葉大学医学部附属病院(住所:千葉市中央区亥鼻1-8-1、病院長:山本 修一、以下 千葉大学病院)に、がん遺伝子解析サービス「OncoPrime」が採用されたことをお知らせします。千葉大学病院では「OncoPrime」を利用した「がんクリニカルシーケンス検査」を3月1日に開始しました。「OncoPrime」は日本で初めて臨床ベースで導入された網羅的がん遺伝子解析サービスで、既に国立大学附属病院の3施設(※1)で採用されています。今回千葉大学病院の採用により、関東地方で初めて「OncoPrime」を利用することが可能になりました。
「OncoPrime」を利用した検査では、200を超えるがん遺伝子(※2)を一度で解析することができます。MKIは、千葉大学病院より提供されたがん組織から抽出されたDNAの解析結果をもとに、その変異に対して効果が期待できる薬などの情報をレポートにまとめ千葉大学病院の医師に提供します。医師はその解析レポートに含まれる治療薬候補や国内治験情報等を、診断決定に至るまでの材料として活用することができます。
MKIでは2015年4月より「OncoPrime」の提供を開始し、現在は千葉大学病院を含む4施設の国立大学附属病院に本サービスを提供しています。MKIは今後も「OncoPrime」の普及を目指すとともに、本サービスを利用する病院との連携を深め、がん個別化医療(プレシジョンメディシン)の実現に向けて貢献していきます。
【参考URL】
千葉大学病院「がんクリニカルシーケンス検査」案内ページ
www.ho.chiba-u.ac.jp/gan/news/clinicalsequence.html
(※1) 既に「OncoPrime」を導入している医療機関(掲載は導入時期順)
- 京都大学医学部附属病院 (https://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/)
- 岡山大学病院 (https://www.okayama-u.ac.jp/user/hospital/)
- 北海道大学病院 (https://www.huhp.hokudai.ac.jp)
(※2) 2017年2月現在
以上
【三井情報株式会社について】
三井情報株式会社(MKI)は、お客様のICT(Information and Communication Technology)基盤の構築・運用を通じて、お客様の情報コミュニケーションを支えています。ICTインフラストラクチャからアプリケーションにわたり、コンサルティングから設計・構築、運用・保守サポート、データセンターを活用したサービス等をワンストップでご提供します。MKIは、自らの技術力を駆使した新たなビジネスの創出と、顧客への価値提供に絶え間なく挑戦し続ける企業グループを目指します。
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