ニュースリリース

2020/07/30
三井情報株式会社
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三井情報、「VMware TKGI on VxRailパッケージ」の販売を開始 - アプリ開発のスピードアップに向けたコンテナ型仮想基盤の導入サービスを提供 -

 三井情報株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:小日山 功、以下 三井情報)は、デル株式会社/EMCジャパン株式会社(本社:神奈川県川崎市/東京都渋谷区、代表取締役社長:大塚 俊彦)のHCIアプライアンス※1「Dell EMC VxRail(以下 VxRail)」とヴイエムウェア株式会社(以下 VMware)が提供する、コンテナ型仮想基盤(以下 コンテナ基盤)を管理するオーケストレーションツール「VMware Tanzu Kubernetes Grid Integrated Edition(以下 TKGI)※2」の導入を支援する「VMware TKGI on VxRailパッケージ(以下 本パッケージ)」の販売を開始しました。三井情報は本パッケージでVxRail上にTKGIを設計・構築後、ユーザの既存環境に導入し、スムーズな利用開始をサポートするトレーニングサービス等とあわせて提供します。

 昨今、感染症の世界的な流行をきっかけに企業のシステムはオンプレミス(以下 オンプレ)からクラウドへの移行が加速し、アプリを提供する企業はクラウドネイティブ※3なアプリの開発・提供だけでなく、急速な変化に応えられるように開発環境のモダナイゼーション※4やアプリ開発からリリースまでのサイクル短縮が求められています。この課題を解決する技術の1つにコンテナ※5による開発環境の仮想化があり、多くの場合クラウド上で利用されます。しかし、アプリのパフォーマンス要件が高く、クラウド上で動作させるメリットが無い場合や企業固有のセキュリティポリシーを理由にオンプレでの利用を選択するケースがあります。オンプレでコンテナを利用するには、自社でコンテナ基盤を構築する必要がありますが、Kubernetes等のコンテナオーケストレーションツールや既存ネットワークへの通信を考慮した全体ネットワーク設計、コンテナの運用管理などの専門知識が求められ、社内の開発技術者やIT担当者では導入が難しい場合があります。かかる状況を受け、三井情報ではコンテナの利用に必要な設計・構築・導入とトレーニングサービスをセットにした本パッケージの提供を開始しました。本パッケージでは、豊富な企業ネットワーク導入実績を持つ技術者が既存ネットワークへのコンテナ基盤の導入に伴う通信影響を考慮した初期設計・構築を行い、並行してユーザがコンテナをすぐに利用開始できるよう、TKGI利用ガイドやトレーニングサービスを提供します。また、導入後もライフサイクル管理などの運用サポートでIT担当者の負担を軽減します。

 コンテナを利用した開発はオンプレでの開発環境構築期間を最大2-3か月短縮し、TKGIでコンテナ基盤を運用することでコンテナの利用と管理がシンプルになり、開発効率の向上とアプリ開発期間の短縮が期待できます。三井情報は本パッケージで開発技術者のリソースをアプリ開発に集中できるように支援します。

VMware TKGI on VxRailパッケージ内容

 三井情報では従前よりネットワークを含む様々な次世代基盤の検証を重ね蓄積したナレッジを活かし、ニューノーマルに向けて利活用が期待されるアプリのクラウドネイティブ化の加速を支援し、国内におけるIT利活用を推進していきます。

 今回の発表に際し、デル株式会社/EMCジャパン株式会社の代表取締役社長の大塚 俊彦氏より以下のエンドースメントをいただいております。

 「デル株式会社およびEMCジャパン株式会社は、三井情報株式会社様の『VMware TKGI on VxRailパッケージ』の提供開始を心より歓迎いたします。デジタルトランスフォーメーションやクラウドネイティブ化などビジネスのITモダナイゼーションは、企業が市場の変化に迅速かつ柔軟に対応するために重要な取り組みとなりつつあります。三井情報様が長年培われてきたネットワーク、サーバ/ストレージ/HCIの検証・顧客導入のノウハウを組み合わせた『VMware TKGI on VxRailパッケージ』は、コンテナ技術を用いたITインフラ環境の導入を容易にし、ビジネスのITモダナイゼーションを支援することを確信しています。」

デル株式会社/EMCジャパン株式会社 代表取締役社長
大塚 俊彦

 

※1 HCI: ハイパーコンバージドインフラの略で、仮想化基盤インフラを構築するために必要な要素(サーバ、ネットワーク、ストレージソフトウェア)を1つにまとめた製品を指します。
※2 TKGI: VMwareがKubernetes環境向けに発表したTanzu Kubernetes Grid戦略の1つで、コンテナ基盤の構築だけでなく運用においてもシンプルな環境を提供するソリューションです。
※3 クラウドネイティブ: クラウド上で利用されることを前提としたシステムやサービスを指します。
※4 モダナイゼーション: 本文ではアプリの開発環境を最新技術に対応させ、近代化を図ることを指します。
※5 コンテナ: ホストOS上で他のプロセスから隔離されたアプリ実行環境を構築し、仮想的な動作環境を少ないリソースで実現する技術です。

以上

【関連ページ】
VMware TKGI on VxRailパッケージ: https://www.mki.co.jp/solution/vmware_tkgi_on_vxrail.html
関連記事: https://www.mki.co.jp/news/information/20200107_1.html

【三井情報株式会社について】
三井情報株式会社(MKI)はキャッチコピー『ナレッジでつなぐ、未来をつくる』を掲げ、ICTを基軸とした事業戦略パートナーとしてお客様のIT戦略を共に創り、デジタルトランスフォーメーションを支援しています。半世紀にわたり培った技術や知見の結実である“KNOWLEDGE”を活かし、お客様と共に価値を創造する「価値創造企業」として絶え間ない挑戦を続けていきます。
ホームページ: https://www.mki.co.jp/

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※本リリースに記載されているその他の社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。


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