三井情報株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:浅野 謙吾、以下 三井情報)は、株式会社ソリトンシステムズ(本社:東京都新宿区、取締役社長:鎌田 信夫、以下 ソリトン)」と販売パートナー契約を締結しました。三井情報では今後、ソリトンのファイル受け渡し製品「FileZen S(以下 本製品)」をインターネットが分離した環境を運用する地方公共団体(以下 自治体)に向けて提供していきます。
総務省が提供するガイドライン(*1)に従い、自治体ではマルウェア対策としてマイナンバー利用事務系、総合行政ネットワーク接続系(LGWAN系)とインターネット接続系の3つのネットワークに分離しています。マルウェア対策が強化される一方で、ファイルの受け渡しには危険因子の除去(無害化)、シンクライアントによる画面転送でのファイル利用、メール本文のみを転送するといった対策が求められ、事務業務の効率性・利便性の課題として挙げられています。かかる状況を受け、三井情報ではマルウェア対策による業務負荷を考慮したネットワークインフラの導入を推進するために、自治体向けに本製品の取扱いを開始しました。本製品はファイル無害化製品(*2)との連携で、アップロードされるファイルに対してマクロの無効化や悪質なスクリプト削除等の無害化する機能を持ち、ユーザはブラウザ上で安全にファイルの受け渡しができます。また、ブラウザ上の操作もドラック&ドロップやクリックのみでファイルのアップロードとダウンロードができるため、極力ユーザの手間をかけないマルウェア対策が可能です。
三井情報は国内11拠点を起点に、これまで全国の自治体へセキュリティ対策を含むネットワークインフラを構築してきました。そこで得た知見を活かして、本製品の提供を通じ、自治体の情報システム全体の強靭性の向上と業務効率化を支援していきます。
(*1) 「地方公共団体における情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」(総務省)
https://www.soumu.go.jp/main_content/000727474.pdf
(*2) 本製品購入時にOPSWAT MetaDefender Core for FileZen SまたはVotiro Disarmer API for FileZen Sから選択いただきます。
以上
【関連ページ】
製品ページ: https://www.mki.co.jp/solution/filezens.html
【ソリトンシステムズ株式会社について】
設立以来、ソリトンシステムズは IT・エレクトロニクス業界にあって、常に新しい技術トレンドを見据え、いくつもの「日本で初めて」を実現してきました。近年は、認証を中心とした IT セキュリティからサイバーセキュリティ対策製品まで、また、携帯電話回線4G、5G や Wi-Fi を利用したハイビジョン・レベルの映像伝送システム、リモートドライブなどに取り組んでおります。
ホームページ:https://www.soliton.co.jp/
【三井情報株式会社について】
三井情報株式会社(MKI)はキャッチコピー『ナレッジでつなぐ、未来をつくる』を掲げ、ICTを基軸とした事業戦略パートナーとしてお客様のIT戦略を共に創り、デジタルトランスフォーメーションを支援しています。半世紀にわたり培った技術や知見の結実である“KNOWLEDGE”を活かし、お客様と共に価値を創造する「価値創造企業」として絶え間ない挑戦を続けていきます。
ホームページ: https://www.mki.co.jp/
※三井情報、MKI及びロゴは三井情報株式会社の商標または登録商標です。
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