三井情報株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：浅野 謙吾、以下 三井情報）は、沖縄電力株式会社（本社：沖縄県浦添市、代表取締役社長：本永 浩之、以下 沖縄電力）へプラントデータ収集分析システム基盤（以下 本IoT基盤）を提供しました。本IoT基盤は沖縄電力が運用する沖縄県内3か所の火力発電所にあるプラントデータを収集分析するための基盤で、2021年2月に一部を除き導入が完了しました。

　沖縄電力では中期経営目標の達成に向けた戦略推進タスクフォースにおいて「攻めの効率化・基盤整備」を掲げ、発電所の運転状態の可視化やデータ分析等を支援するIoT基盤の導入を検討していました。今回導入した本IoT基盤は沖縄県内の吉の浦・金武・具志川にある火力発電所が持つプラントデータの収集分析に利用するもので、OSIsoft(*)のIoTデータ管理ソフト「PI System（パイシステム）」を導入する前段として沖縄電力ではデータを収集するためのネットワーク環境およびデータ分析用のサーバ群が求められていました。そこで三井情報は沖縄電力の要求仕様を満たす合理的でセキュアなネットワーク環境と費用を提案した結果、本IoT基盤の構築業者として選定されました。

　三井情報は2017年にOSIsoftと契約してから製造業や電力会社に対してPI Systemを構築し、工場やプラントが保有するIoTデータの可視化と分析を支援しながら実績を積み重ねてきました。今後も三井情報はOSIsoftと協力してプラントが持つデータの統合・可視化・運用の効率化を促進していきます。

　今回の発表に際し、OSIsoftマイケル・フー氏よりエンドースメントをいただいております。
「沖縄電力は発電オペレーションのデータインフラ・共通プラットフォームとしてPI Systemをご導入いただき、また日本で初めてEnterprise Agreement（企業包括契約）をご締結いただいたお客様です。今回、三井情報はOSIsoftのEAプロジェクト担当チームと綿密に連携しながら、複数の発電所にまたがってPI System導入のための環境整備からPI Systemの実装までを完遂されました。今後のPI Systemプロジェクトにおいても、お客様のデジタルトランスフォーメーションへの支援をお願いできる信頼のパートナーです。」

OSIsoft Japan株式会社
Global Sales, 日本担当副社長　マイケル・フー

(*)OSIsoft, LLC （現在OSIsoftは英AVEVA社との企業統合に向けた手続き中です。）
本社：米国・カリフォルニア州、Founder, OSIsoft / Chairman Emeritus, AVEVA：Dr. J. Patrick Kennedy
https://pages.osisoft.com/rp-japan.html

以上

【関連ページ】
PI System製品ページ： https://www.mki.co.jp/solution/osisoft_pisystem.html

【沖縄電力株式会社について】
沖縄電力は、沖縄県内のお客さまの暮らしと県経済の活性化を支える地域に根差したエネルギー企業として、低廉で良質なエネルギーを安定的にお届けすることを基本的使命に事業運営に取り組んでいます。総合エネルギー事業をコアとして、ビジネス・生活サポートを通した新しい価値の創造を目指し、地域に生き、共に発展する一体感のある企業グループを目指します。
ホームページ：　https://www.okiden.co.jp/

【三井情報株式会社について】
三井情報株式会社（MKI）はキャッチコピー『ナレッジでつなぐ、未来をつくる』を掲げ、ICTを基軸とした事業戦略パートナーとしてお客様のIT戦略を共に創り、デジタルトランスフォーメーションを支援しています。半世紀にわたり培った技術や知見の結実である“KNOWLEDGE”を活かし、お客様と共に価値を創造する「価値創造企業」として絶え間ない挑戦を続けていきます。
ホームページ： https://www.mki.co.jp/

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