現場の見える化で築く安全と安心︱清和海運様の挑戦
ー従来のドライブレコーダーの課題をFORKERS導入で解決ー
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清和海運株式会社 |
課題:SDカードのドライブレコーダーを用いた安全管理の手間の多さ
これまで同社では、フォークリフトの運転状況を把握するため、SDカードタイプ(非通信型)のドライブレコーダーを使用していました。しかし、通常運転・危険運転の区別なく常時録画される仕組みのため、実際に事故やトラブルが発生しない限り映像を確認することはほとんどありませんでした。また、映像を確認する際には、車載器からSDカードを取り外し、事務所に持ち帰ってPCで再生する必要があり、確認作業に手間と時間がかかっていました。このような運用では、継続的な安全管理や映像データの有効活用が難しいという課題を感じていました。
ソリューション:なぜFORKERSを選んだのか?
こうした課題を解決するため、同社が注目したのがFORKERSでした。FORKERSは、従来のSDカードタイプのドライブレコーダーと異なり、急発進・急停止・急旋回・衝撃の4種類の危険運転を検知。設定した閾値を超えた場合、検知前後10秒間の映像が自動的にクラウドへ保存される仕組みを備えており、この点が高く評価されました。
特に「衝撃」は事故につながるリスクが高く、検知時に管理者へアラートメールが通知される点を有効だと感じたといいます。さらに、映像データをクラウド上で管理できるため、現地に行かなくても事務所のPCから必要な映像を確認することが可能です。15ヶ所以上の倉庫で様々なメーカーのフォークリフトが稼働する同社にとって、他社製品にはない複数拠点・複数メーカーのフォークリフトを遠隔で一元管理できる点が、採用の決め手となりました。
結果~効果:データを用いた事故原因の可視化による、安全管理の効率化
FORKERSの導入により、事故発生時には実際の映像をもとに状況を確認できるようになりました。これまで推測で補完せざるを得なかった事故原因を、事実を元に分析できるようになり、再発防止策や作業環境の改善につながっています。また、危険運転の多いオペレーターを特定し、個別に指導することが可能となり、運転品質の向上にも効果を発揮しています。導入当初は月間アラーム数が1,000回を超える運転手もいましたが、現在では100回を超える人は数名程度まで減少しました。さらに、映像を通じて倉庫内の作業状況(人とフォークリフトの交錯、通路への仮置き貨物、死角を生む高積み貨物など)を把握できるようになり、不適切な状態を指摘・改善することで、安全な作業環境の維持にも役立っています。
導入後の社内の反応は?
導入当初は「監視されている」との受け止めから、運転手の反発もありました。そこで毎月1回、運転手自身の映像を用いた部門長・作業長・運転手による三者面談を実施し、安全運転に関する対話を継続。自らの運転を客観的に振り返ることで改善意識が高まり、FORKERS導入への理解も徐々に深まりました。加えて、面談を通じて日頃の作業の中での作業改善の要望も共有されるようになり、すべての安全意識全体の向上につながっています。
今後の要望
同社では、センサによる検知だけでは把握できない危険行動もあると考え、FORKERSの映像データをAIで解析し、危険動作やルール違反を検知する取り組みについて三井情報へ相談しています。さらに、車載・監視カメラ映像を活用し、倉庫内全体の作業環境を可視化することで、不安全な状態やルール違反を遠隔で把握・是正できる仕組みにも期待。将来的には、蓄積した映像やデータを活用し、より高度な安全管理や現場改善を三井情報とともに検討していきたいと考えています。
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清和海運株式会社 所在地 静岡県静岡市駿河区森下町1-35 静岡MYタワー3階 従業員数 529名(2025年1月1日現在) 設立 1949年(昭和24年)8月3日 一般港湾運送業・倉庫業・通関業・貨物利用運送事業(第一種・第二種)に加え、船舶代理店業・航空貨物取扱・自動車運送取扱など幅広い物流機能を提供。また、海外拠点を活用し、輸出入物流・国際一貫輸送を展開。 国内では家電部品、加工食品、ワイン、医療機器、自動車部品などの分野に対応。 |
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