拠点を越えてつながる安全管理︱東洋アルミニウムの挑戦
ー危険運転の可視化と迅速なフィードバックの実現ー

東洋アルミニウム株式会社  
アルミ箔、アルミパウダー・ペーストの製造・販売を国内外で展開するリーディングカンパニー。

基礎研究から加工技術まで一貫した開発体制を強みとしながら、国内7拠点の各製造所による徹底した品質・安全管理を推進される中で、2021年に茅ヶ崎製造所にてFORKERSの導入を開始。現在は同製造所に加え、八尾・蒲原・千葉・群馬の各製造所でご利用中。


以前まで利用していたSDカード型ドラレコからの脱却により動画閲覧の利便性が向上し、有事の際に即反応⇒運転当事者に対するフィードバックも定着したことで、フォークを運転する従業員にも安全意識が徐々に波及していきました。
現在は殆ど全ての製造所で計60台以上のFORKERSを導入しており、拠点の垣根を越えて動画を共有することで荷役業務に対する全社的な安全性向上を積極推進されています。

課題:SDカード型ドラレコの不安定さと安全意識定着レベルの物足りなさ

従来から殆どすべての製造所でSDカード型のドライブレコーダーを利用していたものの、動画閲覧するためにカード抜き差しが発生したり、肝心な動画記録にとりこぼしが度々発生したり、また画質そのものが荒かったりと、活用定着を見据えるうえでは多くの不安がありました。
定着に苦労することで、荷役業務をおこなう現場従業員に対する安全指導も継続性を欠いてしまうことに繋がり、安全意識低下から危険操作による荷役事故も不定期で発生してしまうことが全社的な課題となっていました。

ソリューション:なぜFORKERSを選んだのか?

こうした課題を感じ始めていたころに、FORKERSというサービスがあることを知りました。シンプルに記録映像を後から遡って観るSDカード型のドライブレコーダーにはない、センサーで危険運転(急加速・急減速・急旋回・衝撃)を検知してクラウドサービスへ自動送信される機能やそのプッシュ型サービスとしてのコンセプトが、何かあったときの動画を素早く発見したい当社のニーズにマッチしました。
危険運転検知はメール受信できる設定もあるので、運転していた当事者に対する安全指導の着手スピードも向上し、ポジティブな意味で『日頃の運転が見られている』という緊張感を生み出すことができたのもかなり効果的であったと感じています。

結果~効果:クラウドの『一元管理』を有効活用した拠点間の監視・フィードバックを安全管理の文化に

先述した、フォークを運転する従業員にとっての『見られている』という意識を持ち始めたのは、全国の拠点から『見られている』という事実を文化として創り出すことができたからです。
FORKERSのクラウドサービスとしての利点である『一元管理』の面を活用して、他の製造所で発生する危険運転の動画を同じクラウド環境から閲覧⇒拠点間の安全管理者同士をつなぐチャット(FORKERSとは別サービス)で動画を共有、という取組みを実施することで、製造所・拠点の垣根を越えて安全意識を高め合う風土が醸成されていきました。
また、危険運転をしがちなオペレーターを実績値として特定することができるようになり、外部業者を含め当事者に対して実際の動画・データを見せながら安全指導ができるようになったため、指導そのものの『説得力』が飛躍的に向上したことも大きかったと思います。
そのほか間接的な効果としては、危険運転の検知に繋がってしまわないようフォークリフト車両の速度設定を下げることで安全な荷役作業を、という意見が現場担当者側からも挙がるようになるなど、FORKERS導入から波及しているプラスの影響は広い範囲に及んでいると思います。

導入後の社内の反応は?

常に監視されていることに当初は不満の声もありましたが、管理者としての『事故を起こしたくない』という考えに共感する形で次第に落ち着き、今となっては危険運転検知アラームが鳴った事実を自ら上司に伝えてくる従業員も出てきています。
運転成績表の機能により従業員ごとの運転が点数づけされることで良い意味の『競争意識』も芽生えるなど、出入り業者様も含めて関係者全体としての取組みに対する認知度は当初から着実に高まっていきました。

今後の要望

製造所内のすべての運搬車にFORKERSを設置して、安全に対する社内取組みの網羅性をさらに高めていきたいと思っています。
また、FORKERSによる危険運転の検知回数やそのランキングを自社の評価制度(基準)に反映させることも検討してみたいと考えています。
一方でサービスに対する要望としては、日常の作業前点検を記録できるような機能の追加搭載、あるいは車体として検知した衝撃にとどまらず運搬物を転倒させた場合などでもイベントとして検知されるような機能の反映を期待しております。

東洋アルミニウム株式会社

所在地   大阪府大阪市中央区久太郎町三丁目6番8号 JRE御堂筋ダイワビル

従業員数  2,475名(連立)、1,418名(単体)

設立    1999年5月12日(前身の会社としては1931年4月7日設立)

URL     https://www.toyal.co.jp/

アルミ箔、アルミパウダー・ペーストの製造・販売を国内外で展開するリーディングカンパニー。基礎研究から加工技術まで一貫した開発体制を強みとしながら、国内7拠点の各製造所による徹底した品質・安全管理を推進される中で、2021年に茅ヶ崎製造所にてFORKERSの導入を開始。現在は同製造所に加え、八尾・蒲原・千葉・群馬の各製造所でご利用中。

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