LipidSearchの4つの強み
弊社開発LipidSearchだけの「4つの強み」で網羅的でスピーディーな脂質解析を支援します。

【強み・01】仮想構造データベースによる既知・未知脂質の同定
LipidSearchは、脂質を構造ごとに分けデータベースを保持しています。これらデータベースの組合せ計算を解析ごとに行うことで、未知の脂質構造を含んだ150万種以上のIn Silicoの脂質データベースをソフトウェア内に構築しています。この独自の仮想構造データベースにより数百万種におよぶ既知・未知の脂質分子を同定対象としています。さらに、SMILES記法で構成されるデータベースエディタにより、データベースのカスタマイズが可能です。
【強み・02】独自のアルゴリズムによる正確な脂質同定
LipidSearchは、質量分析器が出力するデータファイルからデータ中の脂質スペクトルを抽出し、ノイズ除去処理、脂質イオンの単同位体ピークの抽出、電荷処理、デコンボリューション等の波形処理アルゴリズムを駆使し、ターゲットとなる脂質ピークを高精度に抽出、脂質理論値を計算することで正確な脂質同定を行います。さらに、LC-MS Workflowでは、複数の共溶出している異性体ごとにMS1クロマトグラム、MS2プロダクトイオンピークを分配するデコンボリューションアルゴリズムにより、精度の高い脂質同定が可能です。
【強み・03】サンプル間の比較定量分析
LipidSearchでは、複数サンプル間の比較定量分析を行うアライメント機能を搭載しています。複数サンプルの保持時間のずれや強度のバラつきを補正し重なり合うクロマトグラムを成分ごとに分離、サンプル間の体量比や群間の統計計算を自動実行します。また、サンプルごとに内標を用いた濃度比まで計算されます。算出された定量値は、脂質イオンや脂質クラスごとのプロファイルチャートにより視覚的に変動度合いを確認することが可能です。
【強み・04】充実したサポート体制
LipidSearchを最大限ご活用頂けるよう、オンサイトでのインストールとトレーニングをご提供しています。
✔ 導入後は遠隔サポートにてアプリケーションエンジニアがご相談をお受けします。
✔ データベースにない脂質構造のデータ追加や同定チューニングも承っております。
✔ お客様の研究活動を弊社ならではの形でバックアップ致します。
※導入2年目以降は保守加入でのサポートとなります。
※データ追加と同定チューニングには利用上限がございます。
LipidSearchとは
脂質の網羅的解析(リピドミクス)は生体活動によって生じる十数万種に及ぶ脂質分子(リピドーム)の種類や動きを解析することで生命現象の解明を目指す研究分野です。
バイオマーカー探索や脂質代謝、薬の作用機序の解明等への応用が期待されています。脂質の網羅的解析には膨大な実験データを効率的に処理するための生体情報処理(バイオインフォマティクス)が必須の技術となっています。 私たちの提供するLipidSearchは、質量分析データを用いて脂質の正確な同定・定量計算を自動で行います。
今なら「2カ月間無償トライアルライセンス」で機能をお試しいただけます
