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アルバルクチアリーダー ✕ 三井情報 特別対談<前編>:チームワーク編

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チームワーク編「違いを力に変えるチームワーク」

チームって、ただ一緒に働くだけじゃない。笑ったり、悩んだり、時にはぶつかったりしながら、少しずつ信頼を育てていくもの。

今回は、Bリーグ・プロバスケットボールクラブ「アルバルク東京」のチアリーダーとして活躍するMOMOKAさん、YUKAさん、RUNAさんと、アルバルク東京のオフィシャルパートナーである三井情報の若手社員(菊池、若月)が「チームワーク」をテーマに本音で語り合いました。

フィールドは違っても、チームで頑張るって、やっぱり楽しい。そんな気づきが詰まった対談です。

多様な人材が活躍できる“場”をつくる——そんな三井情報のマテリアリティにも通じる、チームの力を感じてください。

左より 三井情報 若月、菊池、アルバルクチアリーダー MOMOKAさん、RUNAさん、YUKAさん

ーまずは皆さんの仕事について教えてください。

菊池:三井情報はIT関係のことを幅広くやっている会社です。例えばWi-Fiを使うために必要な機器の販売だけでなく、設定や保守作業など、技術的な支援も行っています。最近は、データの格納をネット上で行うクラウドサービスを合わせて提案することも多いです。お客様とのやり取りの中から潜在的なニーズを深掘りし、私たちのビジネスで解決できることがないか探しています。

若月:私と菊池さんはエンタープライズ営業本部という部署に所属しており、業種を問わず、大手企業のお客様向けにITの提案をしています。菊池さんは私の指導係で、入社してから3年間ずっと一緒にお仕事させてもらっています。

MOMOKA
:私たちはアルバルクチアリーダーと並行して、それぞれ別の仕事を持っています。私は普段訪問看護師の仕事を並行してやっています。

RUNA
:私はファストフード店でマネージャーとして勤務しています。

YUKA
:普段は障害者の方が通う福祉作業所で、お菓子作りの班に入ってサポートする仕事をしています。

ーチアと並行して仕事をしているとなかなか休みがなさそうです。試合は土日が中心で、練習は平日だとお聞きしました。

MOMOKA:そうですね。試合日は選手たちがコートに入る前に練習するので、朝も早いです。

菊池:この前初めてアルバルク東京の試合観戦に伺いましたが試合中はずっと笑顔でびっくりしました。試合よりもチアの皆さんが気になってしまって、ついそちらばかり観ていました(笑)

ーチアの皆さんはハーフタイム以外にもタイムアウトなどで突然出番となる場面があるとお聞きしましたが、試合中はどんな風に過ごしているのでしょうか?

RUNA:1年目の時はいつ音楽が始まるのだろうと常に緊張していました(笑)
でも2年目になると試合の流れがある程度読めるようになり、次に何が起こるか予測できるようになります。

MOMOKA:全員が常に試合が見えるところにいるわけではないので、気づいたメンバーが声を出して伝え合っています。「次、タイムアウトだよ!」という感じで、瞬時に情報を共有しています。

YUKA:お客さんを盛り上げる場面ではフリーで踊ることもありますね。

ー三井情報のお二人はチームづくりの点で心がけていることはありますか?

菊池: 私たちのチームでは、大きな案件が取れた時にお祝い会を開いてくれます。
実は、私が担当した案件がうまくいった時、サプライズでプレゼントを用意して、上司も集まってみんなで祝福してくれました。これは本当に嬉しかったですし、モチベーションにも繋がりますね。

若月:上司は気軽に相談できる雰囲気を作ってくれていますし、メンバー同士も「あの案件どうだった?」とフラッと立ち話で情報交換したり、そういう風通しの良さが私たちのチームの強みだと思います。
1つの案件をみんなで応援する文化があるのは本当に素晴らしいことです。この間も上司を含めた4人で議論しましたが、それぞれの知識や経験を共有し合って目標を達成しようと動いてくれているのを感じました。

MOMOKA
:私たちもメンバーの誕生日はみんなでお祝いしています!いつもメンバーとしっかり向き合っているからこそ生まれた信頼関係があるので、お祝いごとがあると自然と何かやってあげたい気持ちになるのだと思います。

信頼関係を築くために、私たちは普段からコーチにただ話すのではなく、「心を使ってコミュニケーションを取りなさい」と言われています。大人になるとどうしても波風を立てないようにうまく立ち回りがちです。でもチームとして本当に良い関係を築くためには時にはぶつかることも恐れず、自分の気持ちを正直に伝えることが大切です。アルバルク東京のチアリーダーとして唯一無二の存在であり続けるという前提、同じ目標のためならぶつかってもいいと思っています。

このメンバーで活動できるのは1年間だけです。毎年現メンバーを含めて全員オーディションを受けなければいけないので来シーズンまた合格できるかは分かりません。後悔しないように、一緒に過ごせる時間を濃いものにするために時には厳しい意見も言い合うようにしています。

チアリーダーはキラキラしている華やかな世界だと思われがちですが、実は結構泥臭い世界なんですよね。みんな熱い気持ちを持っていますから。

ーそうなるとチーム内でリーダー、まとめ役が必要になりそうに思えます。

MOMOKA:私たちは特にリーダーやキャプテンといった役割は設けていません。でも何かあるとチームをまとめる先輩がミーティングを提案することはありますし、私たちから持ちかけることもあります。
ただ自分が思うことを言う分、伝え方や空気感はすごく考えますね。大きなミーティングでなくても個別に話したり、コーチに相談したりとにかくコミュニケーションを密に取ることを心がけています。コーチは「チームは家族」という言葉を掲げていて、それはみんな意識していると思います。

菊池:私たちは何かあっても直接本音をぶつけ合うということは少ないかもしれません。どうしても間に誰かを挟んでうまく解決しようとしがちなので、その点は学ぶところがありそうです。

もちろんチームといっても我々とチアの皆さんでは異なる部分もあると思いますが、人事異動の可能性などを考えると今のメンバーで仕事ができるのは1年ということは共通しています。
今回、同じチームでいられる時間を大切にする意識を持つことをアルバルクチアリーダーの皆さんから教えていただいたので、よりよい仕事環境や人との関係性づくりに活かしていきたいですね。

ーチームメイトでありながらオーディションではライバル関係にもあるわけですが、その点はどのように捉えているのでしょうか。

YUKA:実はライバルとは思っていないかもしれないです。

RUNA:それぞれいいところがあって、メンバーのことは尊敬しています。だから例えば配置が変わって誰かがセンターの位置に来たとしても何の不満もないです。その人はきっとこのポジションに相応しいから選ばれたんだなと自分で解釈して納得することができます。

YUKA:コーチも一人ひとりを輝かせるために考えてくれているのが分かるのでどういう形になっても理解できます。

ーチームメンバーの一人として自分が出せる強みはどのようなところにあると考えていますか?

YUKA: 私はチームの中でもいじられキャラです!だからこそ場の雰囲気を和ませたり、みんなの緊張をほぐしたりする役割を担えたらと思い、周りに積極的に声をかけることを意識しています。

RUNA
: 私は2歳半からずっと踊りを続けていて、ダンスだけでなくバレエやヒップホップなど色々なジャンルをやってきました。だから体の使い方やターンのコツなど、他のメンバーにアドバイスできることがあると思っています。子どもたちにチアを教える機会もあるのですが、その子になりきるくらいに相手の立場に立って、理解できるまで丁寧にしっかり教えることを大切にしています。

YUKA:実は私はダブルターンという技がずっとできなかったのですが、RUNAのおかげでできるようになりました。本当に教えるのが上手ですよ。

MOMOKA: 私は訪問看護師という職業柄かもしれませんが、人の話をじっくり聞いてその人の思いを汲み取るのが得意だと思っています。
メンバーが何か悩んでいたり感じていることがあればさりげなく話を聞き、中立的な立場でそれをコーチに相談したり、チーム全体で共有したりすることで中和させられているかなと思っています。

若月: 私は営業でも、場を盛り上げたりガツガツ仕事を取りにいくタイプではないです。チームの中で自分なりに何ができるのかを考えて、これまでお客様に提案する製品やサービスに関して、誰よりも詳しくなることを目標に取り組んできました。最近ではお客様からも社内のメンバーからも頼りにされることが増えてきて、少しずつチームに貢献できているのかなと感じています。

菊池: どちらかというと私は笑顔とコミュニケーションで乗り切るタイプの営業です(笑)。その分技術的なことは少し苦手でいつも彼女に助けられていますね。お互いの強みを活かして、うまく役割分担ができていると感じています。

若月:私は菊池さんを本当に尊敬していて、特に社内の人と仲良くなって仕事をスムーズに進めているところは見習いたいポイントです。私をいろいろなところに連れていって紹介してくれたおかげでたくさん助けられたので、自分も輪を広げて円滑に物事を進められるようになりたいです。

まとめ

それぞれの強みを活かし合い、違いを認め合うことで、チームはもっと面白く、もっと強くなる。
「このメンバーで過ごせるのは今だけだからこそ、全力で向き合いたい」——そんな想いが、三井情報にもアルバルクチアリーダーにも共通していました。
チームワークって、ちょっと泥くさくて、でもすごくあたたかい。そんな魅力を、あらためて感じられる時間になりました。

後編もお楽しみに。


三井情報グループは、三井情報グループと社会が共に持続的に成⻑するために、優先的に取り組む重要課題をマテリアリティとして特定します。本取組は、4つのマテリアリティの中でも特に「多様な人材が活躍できる『場』をつくる」の実現に資する活動です。

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