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アルバルクチアリーダー ✕ 三井情報 特別対談<後編>:キャリア編

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キャリア編「それぞれの道、それぞれの輝き」

「キャリア」って聞くと、ちょっと堅苦しく感じるかもしれません。でも実は、自分らしく働くって、もっと自由で、もっと楽しいもの。

チアと仕事を両立する、Bリーグ・プロバスケットボールクラブ「アルバルク東京」のチアリーダーのMOMOKAさん、YUKAさん、RUNAさんと、アルバルク東京のオフィシャルパートナーである三井情報の若手社員(菊池、若月)が、自分の道をどう選び、どう進んでいるのかを語り合いました。

それぞれのストーリーに、きっと皆さんのヒントが見つかるはずです。

左より 三井情報 若月、菊池、アルバルクチアリーダー MOMOKAさん、RUNAさん、YUKAさん

ーアルバルク東京のチアの皆さんは活動と並行して別の仕事をされているということでした。その仕事を選んだ理由と両立について教えてください。

RUNA:私は高校生の時から今のファストフード店で働いていて、現在はマネージャーを務めています。アルバルクの前にもスポーツチームのチアをやっていましたが、活動と両立するためには正社員として働くのは難しいと感じていました。今の勤務先には「チアの活動が第一優先でいいからなるべく長く続けてほしいし、せっかくならマネージャーもやろう」と言っていただいており、とても働きやすい環境です。シフトも融通を利かせてくれて、イベントなどがあっても快く送り出してくれます。もう7年目になりますが、おかげでチアと仕事の両方を頑張ることができています。

MOMOKA:私はチアの活動よりも先に看護師としてのキャリアがありました。幼い頃から体が弱く、入退院を繰り返す中で看護師さんに憧れてこの道に進みました。
大学時代に別のチームのチアに入団したのですが、社会人になって病院で働きながらチアを続けるのは難しいと思い、一度チアの活動はやめたんです。でも社会人1年目の時に病院と自宅を往復するだけの生活に息苦しさを感じるようになりました。ちょうどコロナ禍で外にも出られず、趣味もなく、自分らしさを見失いかけていた時に、やはりもう一度チアをやりたいという気持ちが強くなりました。
そこで転職し、夜勤がなく、チアと両立しやすい今の訪問看護の職場を見つけました。面接の段階でチアの活動について説明や交渉もしたので、今の職場は理解があり、本当に感謝しています。

YUKA:私は以前、地元である富山のチームのチアに所属していたのですが、ずっとアルバルク東京に憧れていたんです。カッコいいし、メンバー間の仲の良さや雰囲気にすごく惹かれていました。

MOMOKA:アウェイゲームを観に行くと、どうしても相手チームのチアリーダーにも目がいきます。素晴らしいパフォーマンスに、心からリスペクトの気持ちが湧いてきます。中でも、メンバー同士がアイコンタクトを交わしている瞬間には、言葉では表せないチームの絆や信頼が見えて、「素敵だな」と感じさせられるんです。私たちも、そんな風に私達らしさや"チーム力"を感じてもらえる存在でありたいと思います。

YUKA:2年前にアルバルクのオーディションに合格して、上京する時にチアの活動を優先できる今の職場を選びました。自宅から近く、練習時間に間に合う勤務先を探しました。障害者向けの福祉作業施設で給食の調理補助から入り、今は介護補助の業務を行っています。特に資格を持っているわけではないのですが、研修を受けながら頑張っています。障害者施設での経験は、今後の人生において必ず役に立つと思っています。

ー三井情報のお二人はなぜこの会社を選んだのでしょうか?

若月:私は大学で情報系の勉強もしていたので、その知識を活かしたいという気持ちからIT業界に関心を持ちました。
三井情報は会社説明会の雰囲気がとても穏やかでそこに惹かれました。大学では生物系の勉強もしていて、三井情報にはバイオ事業もあったので自分の学んできたこととの繋がりを感じたのも理由の一つです。

菊池:私も大学でIT関連の授業を受けていて、面白いなと感じていました。そこからIT業界に注目し、就職活動でいくつかの会社を受けました。
IT企業の中には個人同士で競い合うような社風の会社もありましたが、三井情報はみんなで協力して価値を生み出していくという雰囲気があって、自分に合っていると感じました。
面接前に先輩社員から話を聞く機会があり、若手でも自分の意見を尊重してもらえる会社だと感じたのも大きかったです。

ー自分磨きなど、ご自身の成長やリフレッシュのために取り組んでいることはありますか?

MOMOKA:YUKAと家が近いので一緒に練習することはあります。先輩は毎週レッスンを受けに行ったりしています。そういう姿を見ると尊敬しますよね。
特にチームやコーチから体重管理をされているわけではないですが、海外のチームのように、筋肉があって健康的な女性というような方向性は伝えてくれるので、そこは意識するようにしています。

YUKA:日常的には家でストレッチをしたり、腹筋や体幹を鍛えたりしますが、気付いた時にやる感じですね。

MOMOKA:日頃の練習で結構ハードに動いているので筋肉痛が残るんですよね。だからそういった痛みがないタイミングを選んでやっています。

菊池:リフレッシュという意味では、私はポールを使ったピラティスのYouTubeを3本観てやることを日課にしています。ピラティスが好きというだけではなく、先生の思考が好きなんですよね。話していると楽しくて自分の気持ちが整理できるんです。先生も仕事としてやっているはずなのに、心からピラティスを楽しんでいて、それが生きがいになっている。その姿や考え方から学ぶところが多いと感じています。

若月:最近は行けていないのですが、一時期は週2回ヨガに通っていました。汗を流してすっきりして帰れるのでまた再開させようと思っています。

YUKA:自分たちと違う世界の人が普段何をしているのかもっと聞きたいです!

若月:私はライブやフェスに行くのが好きです。普段デスクワークが多いので発散したくて月2回くらいは行っています。この間も深夜バスを使って日帰りで長野まで行ってきました。

RUNA:ライブは私も行っていますね。

菊池:私はドライブですね。仕事が終わった後に車で首都高をぐるぐる走り回ったりします。もちろん法定速度は守っていますよ(笑)

YUKA:私はとにかく友達と会いたいと思っているので、地元のダンス友達が東京に出てきていると、カフェで何時間も話したりします。

ー最後に皆さんのこれからの目標と読者へのメッセージをお願いします。

MOMOKA:以前の私は目の前のことに集中していて、あまり将来を考えたことがありませんでした。尊敬や憧れもアルバルクチアリーダーに出会うまではそんなに感じたことがなかったです。
でも今は一人ひとりにその理由を伝えられるくらいに尊敬できるメンバーやコーチに囲まれていて、こういうチームづくりを自分の中に留めておくのはもったいないという気持ちが芽生えてきています。
具体的な方法はまだ分からないですがこの経験を伝えていけるくらいの学びを積み重ねていきたいと思っています。

実は普段の仕事のことを話すのは今回が初めてでした。ファンの皆さんの中にもこの記事を通して私たちの仕事を知る人もいると思います。
私たちはチームを応援するという立場ではありますが、それと同時にチア一人ひとりの活動を深く知ってもらうことで、自分も頑張ろうと思ってもらえたら嬉しいです。働きながら頑張っている女性にもっと好きなこともやっていい、と背中を押せたらいいですね。
チアは十人十色で同じ振りを踊っていても個性が出ます。感じ方は人それぞれですが、その中でも特に輝いている人を見つけて注目してもらえたらと思います。

RUNA:私は今教えている子供たちに自分がチアを通して学んできたことをしっかりと伝えていきたいです。そしていつかその子たちが自分のなりたい道に進むお手伝いができたら嬉しいなと思っています。

YUKA:今のチームで学んでいるチーム作りのノウハウやメンバーとのコミュニケーションの大切さへの理解をもっと深めて、いつかその経験を地元でも活かせたらいいなと考えています。

若月:私は入社3年目でこれまでずっと営業として働いていますが、元々技術系志望だったのでそちらの道も諦めていませんし、コーポレート系の仕事にも興味があります。
いろいろな経験を積んだ上で自分は一番何が好きなのか、何を軸にするのかを見極めていきたいです。今のところ、ITという軸はぶらさずに自分が好きなことをやっていけたらと思っています。

菊池:私は6年目になりましたが、2~3年目の頃、営業として辛い時期がありました。本来お客様と話すのが好きだったはずなのに、それが辛くなってしまったんです。でも当時の指導係の先輩やチームリーダーが、私の気持ちを理解して親身に相談に乗ってくれたおかげで、その困難を乗り越えることができました。だから後輩たちが「この先輩のもとでなら頑張れる」「難しそうだけど菊池さんが言うならできるかもしれない」と前向きな気持ちになれるように、チームを引っ張る存在になりたいと思います。

今すぐ管理職になるイメージは持っていないのですが、自分がそこを目指す女性たちの先駆けになりたいという気持ちはあります。
私の同期には子どもを育てながら営業としてバリバリ働いているお母さんもいます。周りからのサポートを受けつつも、私たちと同じように働いている姿は刺激にもなっています。
ライフイベントがあっても仕事を諦めずに続けられる、そんな背中を後輩たちに見せることで、女性がもっと活躍できる職場環境づくりに貢献していきたいです。

まとめ

どんな道を選ぶかも大事だけど、「自分らしく進む」ことはもっと大切。

今回の対談では、迷いながらも前を向いて進む姿や、仲間に支えられながら挑戦を続ける姿が印象的でした。
キャリアに正解はないけれど、自分のペースで、自分の色で歩んでいけばいい。そんな前向きな気持ちになれる対談でした。

多様なキャリアのあり方を尊重し、一人ひとりが輝ける“場”をつくる——そんな三井情報の想いが、ここにも表れています。

全体のまとめ

チームで働くこと、自分のキャリアを考えること。
どちらも一人ではできないし、正解もひとつじゃない。だからこそ、仲間と支え合いながら、自分の「好き」や「得意」を信じて進んでいくことが大切なのだと、今回の対談を通して感じました。

アルバルクチアリーダーの皆さんと三井情報社員のリアルな言葉には、明日からのヒントがたくさん詰まっています。
ちょっと立ち止まりたいとき、背中を押してほしいときに、ふと思い出してもらえたら嬉しいです。


三井情報グループは、三井情報グループと社会が共に持続的に成⻑するために、優先的に取り組む重要課題をマテリアリティとして特定します。本取組は、4つのマテリアリティの中でも特に「多様な人材が活躍できる『場』をつくる」の実現に資する活動です。

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