物流ニッポンにてFORKERSが掲載されました ≪2025年07月25日≫

物流ニッポン 2025年7月25日付4面
リフトの運転状況管理 危険運転検知や日報作成
安全・効率的に運用 人とモノ
三井情報(真野雄司社長、東京都港区)は、フォークリフトの運転状況をリアルタイムで把握するクラウド型管理サービス「FORKERS(フォーカーズ)」や、構築中の倉庫内安全AI(人工知能)監視システムの提供により、フォークリフトオペレーターや庫内作業員の客観的な不安全行動を可視化することで、人とモノの安全かつ効率的な運用の実現を目指している。(高橋朋宏)
フォーカーズはフォークリフト本体にカメラとセンサーを設置。カードでオペレーターを認識し、いつ、誰が、どのフォークリフトに乗車したかのデータを取得する。
また、急発進、急停止、急旋回など危険運転を検知すると、ブザーで注意喚起。同時に動画をクラウドシステムに報告する。管理者によるタイムリーな安全指導が可能になり、強固な安全体制づくりにつなげてもらう。
ダッシュボード機能使うと、特定期間の車両やグループごとの稼働時間、危険運転発生回数をグラフで表示、個々の安全運転スコアも提示されるため、表彰や指導に利用できる。
動画アップロードボタンを押すと、前後10秒間の動面がクラウドシステムに伝わり、荷物の破損状態などをリアルタイムで管理者に報告できる。
稼働時間の中から1分間の動画を呼び出す機能もあり、管理者らは普段の運転状況の確認や事故発生時の映像確認が行える。
稼働時間や乗車回数、運転スコアが載った日報(週報、月報)は全て自動作成され、オペレーターに手間を掛けない。フォーカーズは7年ほど前に販売を開始し、6千台以上が利用している。
同社は「労働災害が発生すると、直接損害だけでも数千万円規模の損失になる。何より大切な社員の健康を害してしまう。荷物を破損すれば、企業の信頼という、掛け替えのない資産を失いかねない」と強調。
また、「安全面だけでなく、フォーカーズを使うと稼働率の低いフォークリフトが一目瞭然になる。稼働グラフから余剰車両を発見し、他拠点へ回して資産を有効活用すれば、(最大荷重)2.5トン級の車両の場合、1台当たり250万円の節約が見込める。更に、各種レポートを白動作成するため、人件費の削滅、生産性向上が図れる」としている。
オプションで、大型荷役機器のオペレーターの死角をカバーし、安全を確保する人感カメラ・センサーシステム「フォーカーズ・バリア」、フォークリフトの爪先の映像を手元のモニタに映し出し、その映像を確認しながら高所などの作業を安全かつ確実に行うサボートをする「フォーカーズ・イーグル」も用意している。
倉庫の既設カメラにAIサーバーを追加するだけで、物流倉庫や施設内における不安全行動・侵入を検知しアラームなど発する監視システムも構築中。歩行帯以外の歩行、ながら歩行、装備品未付帯などを検知することで、保全、保安サポート体制の一層の強化を図る。

