三井情報、東京都水道局と設備保全業務のデジタル化に向けた技術検証を共同で実施

- AI活用による回転機器の予兆検知を通じ、設備保全業務の高度化を目指す -

 三井情報株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:真野 雄司、以下 三井情報)は、水道設備の安定稼働に向けた取り組みとして、回転機器予兆検知ソリューション「AssetWatch(アセットウォッチ)(*1)」の技術検証を東京都水道局にて実施しました。三井情報は、今後老朽化が進む全国の自治体のインフラ設備の保全高度化と安定運用に向けた取り組みを進めてまいります。

◼︎技術検証の背景
 東京都水道局では、長期稼働設備の割合が増加する中で安定稼働を維持するため、設備状態を適切に把握し続けることが課題となっています。加えて、将来的なベテラン人材の退職や人手不足の懸念から、従来の点検手法だけでは保全力の維持が難しくなることが予想されており、設備保全業務のデジタル化が急務となっています。また、異常の兆候を早期に把握するには継続的なデータ解析が求められますが、従来の方法では十分に対応できない場面がありました。
 こうした背景のもと、東京都水道局は設備保全業務のデジタル化に向けた取り組みとして、AssetWatchを活用した技術検証を実施しました。

◼︎技術検証の内容
 今回の技術検証では、給水所のポンプ保全業務におけるデジタル技術の活用可能性を検証するため、AssetWatchを用いて、1か月間にわたり4台のポンプのデータを継続的に収集・解析しました。従来の点検だけでは把握が難しかった潜在的な異常の兆候を確認できたほか、CME(*2)による迅速な解析フィードバックや、データ取得のタイムラグが少ない運用特性が評価されました。

 三井情報では、これまで製造業や社会インフラ分野においてデジタル技術を活用した設備保全の高度化を支援してきました。今後も、AssetWatchをはじめとするデータ解析基盤を活用し、自治体や製造業、社会インフラ領域における設備保全の効率化と安定運用を支援してまいります。

(*1)AssetWatchは、IoTセンサーを設備に設置するだけで回転機器の稼働を遠隔監視し、「AI×振動分析の専門家」による早期で高精度な予兆検知を行います。従来の閾値判定では捉えにくい異常の兆候をいち早く検知し、お客様の代わりに専門家が原因分析から保全アドバイスまでを行う伴走型支援の予兆検知診断ソリューションです。
(*2)CME(Condition Monitoring Engineer)とは、振動分析の知見をもつ監視技術者を指します。

以上

【関連ページ】Assetwatch製品ページ: https://www.mki.co.jp/solution/assetwatch.html

【三井情報株式会社について】
三井情報株式会社(MKI)は『ナレッジでつなぐ、未来をつくる』をパーパスに掲げ、ICTを基軸とした事業を展開し、2030 Vision「未来社会の当たり前をつくる」の実現に向け、お客様と共に社会課題の解決や新たな価値の創出に取り組んでいます。第七次中期経営計画では、2023年4月からの3年間を「想創期」と位置づけ、半世紀にわたり培った技術や知見の結実である“KNOWLEDGE”を活かし、お客様と共に価値を創造する「価値創造企業」として絶え間ない挑戦を続けていきます。
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