MKI、京都大学にがん治療研究に関する寄附講座を開設

 三井情報株式会社(本社:東京都港区、社長:齋藤 正記、以下 MKI)は、中外製薬株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役会長 最高経営責任者:永山 治)と共に、2014年4月より京都大学(本部:京都府京都市、総長:松本 紘)にて寄附講座「臨床システム腫瘍学」を開設します。
 本講座では、がん患者の臨床情報と生体試科に含まれる様々な生物学的情報を経時的に収集し、統合的に解析する新たな方法論を開発するとともに、これらの膨大な情報からがん患者個々人に適した最良の治療法を見出すアルゴリズムを構築することを目指します。

 具体的な研究内容は以下の通りです。

  1.  患者個人の病態変化・治療効果・副作用の予測計算モデルの開発
  2.  患者個人の治療プロセスを最適化する計算アルゴリズムの開発
  3.  実臨床における医療ビッグデータのデータマイニングを可能にする高速処理アルゴリズムの開発

【寄附講座の概要】

  •  設置先:京都大学大学院医学研究科
  •  寄附講座の名称:臨床システム腫瘍学
  •  設置期間:2014年4月~2017年3月
  •  教授名:奥野 恭史(現職)
          京都大学大学院薬学研究科
          統合薬学教育開発センター薬学オープンイノベーション部門

 MKIは過去30年以上にわたり、先進的な情報技術をバイオサイエンスに応用する取り組みを行っており、近年ではがん治療に特化したゲノム解析にも力を入れています。本講座開設によって、患者個々人への最適ながん治療の進展を目指しています。MKIは、今後もバイオサイエンス全体の発展に力を注ぎ、情報技術の有効活用といった観点から、がん治療研究等の取り組みをサポートすることで、社会に貢献していきます。

【参考ページ】
MKIのバイオサイエンスに関する取り組みについて
https://www.mki.co.jp/biz/solution/bio/index.html

以 上


【三井情報株式会社について】
三井情報株式会社(MKI)は、お客様のICT(Information and Communication Technology)基盤の構築・運用を通じて、お客様の情報コミュニケーションを支えています。ICTインフラストラクチャからアプリケーションにわたり、コンサルティングから設計・構築、運用・保守サポート、データセンターを活用したサービス等をワンストップでご提供します。MKIは、自らの技術力を駆使した新たなビジネスの創出と、顧客への価値提供に絶え間なく挑戦し続ける企業グループを目指します。
ホームページ: https://www.mki.co.jp/

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