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連結財務分析システム:連結≡CASTER

連結企業財務分析の利用シーン

  • 審査業務
    企業財務分析診断により、粉飾チェック、企業信用状態を判別します。 審査過程に活用されます。
    1)取引先の信用調査
    2)事業状態の評価
  • 融資業務
    経常収支比率を分析の中心に据えた「企業財務分析診断。経常収支比率はいうまでもなく、分析対象企業の収支を現金基準で見る指標であり、企業の安全性を判定します。 合わせて資金繰りの分析、成長性分析・収益性分析もできます。 取引先への融資実施(稟議)での過程に活用されます。 融資後の取引先のモニタリングして企業格付の基礎データとしても利用されます。
    3)資金使途の妥当性
    4)融資条件の決定
    5)企業格付
  • 投資/資産運用
    企業財務分析による総合的な企業信用状態、安全性・収益性・成長性を判定するため、生損保等では企業への投資や資産運用の判断基準として活用されています。
    6)投資や資産運用

連結財務分析帳票(例)

(1)CASTER総合表(連結)・・・ ①粉飾チェック、②経常収支比率分析、③判別関数分析を通じて、企業の信用状態、安全性が判ります。 右図クリックすると帳票イメージが表示されます

(2)連結比較貸借対照表[株主資本等変動計算書を含む]・・・3期分の貸借対照表・株主資本等変動計算書を含む)が表示。 3年間の財務状態の推移が判ります。 右図クリックすると帳票イメージが表示されます。

(3)連結損益計算書[経営指標を含む]・・・3期分のPLと財務指標値が表示。 3年間における収益と費用の状態推移と企業の収益性・安全性・成長性・効率性の推移判ります。 右図クリックすると帳票イメージが表示されます。

(4)資金分析表[資金運用表、資金移動表]・・・安全性分析の基となる現金増減の推移が判ります。右図クリックすると帳票イメージが表示されます。
資金運用表:連続する2期分の貸借対照表を比べて、その1年間に資金がどのように動いたかを見るもの。その間にいくら資金を調達し、どのようなことに、いくら支出したかが示されるので、資金の運用状況を分析ができます。
資金移動表:2期分(前期・当期)の貸借対照表と当期損益計算書を基に作成し、「貸借対照表上の残高変動」と「損益計算書上の収支」の両面から「企業のキャッシュフロー」把握する為の表です。資金運用表が大まかなマクロの流れを表すのに対し、資金移動表は損益計算書の利益が発生するまでの過程、要はミクロな資金の流れを掴むのに役立ちます。

(5)連結キャッシュフロー計算書・・・6期分のキャッシュフロー推移が表示。 資金(現金及び現金同等物)の増減、収入と支出(キャッシュ・フローの状況)を営業活動・投資活動・財務活動ごとに区分して表示し、企業の売り上げの体質をコメントします。右図クリックすると帳票イメージが表示されます。

(6)連結グループ企業評価ランキング表・・・リスク評価(安全性等の評価)に留まらず、収益性、成長性等についても評価することにより、総合的な企業評価が判ります。右図クリックすると帳票イメージが表示されます。
経常収支比率分析等、通常のCASTER分析(総合表の主要な分析)の他に、「連結」用の特別な分析である「連結グループ企業評価ランキング表」を付加しています。これはあくまで「ランキング表」であり、デフォルト・データ等に基づくモデル「格付」ではありません。
規模(自己資本額)、安全性(経常収支比率)、収益性(当期純利益額)、キャッシュフロー評価(営業活動によるキャッシュフロー額)、債務償還評価(インタレスト・カバレッジレシオと総借入償還年数)、成長性評価(総資本増加率)の6つの項目での評価に基づき分析対象企業のランキングを決定します。ランキングは、連結決算書公開全企業を評価して作成したテーブルに基づく順位のグループで点数化します。