国際送金業務のデジタルワークフロー:MOCT-FT(ISO20022対応版)
国際送金業務をデジタル化
MOCT-FT(Mki Online Coordinator for Transaction-Fund Transfer)は、国際送金業務改善のためのデジタルワークフローシステムです。
金融機関の国際送金業務における諸課題に焦点をあて、送金内容チェック、送金メッセージのSWIFT(※1)連携など、高い専門性が求められる領域に特化したクラウドシステムとなっています。
ビジネスのグローバル化が進む昨今、企業にとって国際送金の需要が高まる一方で、特に地域金融機関の現場では、国際送金依頼内容の紙・目視確認、送金システムへ手打鍵にて入力せざるを得ないなど、属人的で煩雑な作業が課題となっており、さらに厳格なマネー・ローンダリング対策が求められています。
MOCT-FTは、それら業務の効率性・正確性の向上、オペレーションリスクの軽減を実現するものです。
MOCT-FTは、クラウド基盤に用意したアプリケーションへアクセスして利用するサービス型(SaaS(※2))として提供します。そのため、サービスインまでの関連部門の負荷軽減、システム導入初期コスト、運用コストを大幅に抑えることができます。
MOCT-FTの利用により金融機関が、お客様に対して高品質サービスを提供し、お客様から高い満足を得ることができることを目指します。

※1 SWIFT:SWIFTは、国際送金等において利用される国際通信手段で、国際銀行間金融通信協会(Society for Worldwide Interbank Financial Telecommunication)の略称です。
※2 SaaS: 「Software as a Service」の略で、クラウド上に作られたアプリケーションやサービスを、インターネットを通じて利用する形態のことを指します。