
三井情報は2019年のローカル5G・自営等BWA制度化をきっかけに、ローカル5Gの取り組みを開始しました。2021年にはローカル5G専用ラボ(MKI IDEA LAB.)を設立し、複数メーカの機器・サービスを組み合わせて、メーカに縛られず、利用用途に応じたローカル5G環境の構築に強みがあります。ローカル5Gの設計・構築や免許取得等の導入支援から、保守・サポートを含む導入後の運用までお気軽にご相談ください。
ローカル5Gが選ばれる理由
ローカル5Gのユースケース

■製造(工場)
設備の遠隔制御やセンサーデータ収集で設備管理や生産ライン業務を効率化・省人化

■プラント
危険な現場から離れた安全な遠隔地での作業を実現
無人化・省人化を実現するスマートプラントへ

■物流(倉庫)
高速で安定した通信環境を整備し、業務プロセスを自動化・省人化
物流業界を取り巻く事業環境の変化にDXで対応

■空港・港湾
業界の課題である人手不足に省人化で対応
安定した高速な通信環境をローカル5Gで構築
ローカル5G導入ステップ

MKIのローカル5Gにおける強み

設計・構築から免許取得支援まで
MKIはローカル5Gの設計・構築から免許取得支援、
導入後の保守・サポートまでトータルで提供します。

先進的な検証による高品質なソリューション
自社のローカル5Gラボを活用し、先進的な検証を行う
ことで、高品質なソリューションを提供しています。

最適な製品選定とアプリケーション提供
インテグレータとして最適な製品選定・提案を行い、
NW以外のアプリケーションの提供もしています。
MKI 5G IDEA LAB.のご紹介
東中野オフィスにあるラボでは、業界有数の規模を誇るインフラ検証設備を保有しており、その中にローカル5G専用スペースを設けています。ローカル5Gの無線局免許を取得しているため、シールドボックスの外での検証やデモが可能です。
また比較のため、Wi-Fi6アクセスポイントやプライベートLTE基地局の設備を併設しており、想定するユースケースに対してローカル5Gが最適な無線アクセス手段となるのか、実際に検証した結果を踏まえてご検討頂くことが可能です。
検証に関するご相談は、以下Webフォームよりお気軽にお問い合わせください。
ローカル5G体験デモ
ローカル5Gへの理解を深めた上で業務活用をご検討頂けるようにするため、MKI 5G IDEA LAB.の設備を用いたローカル5G体験デモをご用意しています。
5G体験デモをご希望の方は、以下Webフォームからお気軽にご連絡ください。
主なニュース
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【2025年1月16日(木)開催】ローカル5Gオンラインセミナー『PHS切り替えの新たな選択肢~ローカル5Gで現場を革新~』
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三井情報、デンカ大牟田工場へローカル5Gを導入
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日経NETWORKに記事が掲載されました
よくあるご質問
ローカル5Gの無線局免許を取得した上で、無線従事者免許をもつ担当者が操作する環境を用意すれば利用可能です。当社では、無線局免許の取得や無線従事者の設置についてサポートしています。
土地を保有しているか、土地保有者から許可されている場合に、自己の土地に限定して免許を取得し、ローカル5Gを利用することが基本となります。自己の土地以外を含めてエリアカバーすることも可能ですが、免許取得時や利用時にいくつかの制約事項があります。
主な機器としては、ローカル5G端末・ローカル5G基地局・5Gコアネットワークが必要です。
キャリア5Gとは異なる周波数を利用するため、ローカル5Gの周波数に対応しており、技適を取得しているかを確認する必要があります。ローカル5G端末に関して情報提供しておりますので、当社までご相談ください。
キャリア5Gと同様に認証を行うためのSIMカードが必要になります。ローカル5Gベンダーから提供されることになるケースが大半で、当社の場合も提供内容に含まれています。
サブ6帯と呼ばれる周波数帯域のうち4.6~4.9GHz、ミリ波帯と呼ばれる周波数帯域のうち28.2~29.1GHzが割り当てられており、それぞれローカル5Gで利用可能です。
基本的にキャリア5Gは多くのユーザーに対して広域で画一的にサービスを提供するため、混雑時のサービス品質低下が起こり得るデメリットがあります。一方、ローカル5Gは特定のエリアで周波数帯域を専有できるため品質を維持しやすく、自社の要件を満たせるように独自の無線ネットワーク設計が可能なメリットがあります。
プライベート5Gはキャリア5Gのリソースを一部切り出す形で提供されるため、キャリア設備の通信障害の影響を受ける可能性がある一方で、ローカル5Gは専用設備であるためBCP対策としても有効であり、また無線ネットワーク設計の柔軟性が高いので、プライベート網のメリットを最大限生かすことが可能です。
Wi-Fiは免許不要で手軽に利用できる反面、誰でも利用できてしまうため干渉の懸念が大きく、一定の品質で継続して業務に利用したい場合に適さないケースがあります。一方、ローカル5Gは安定的に高品質な通信を利用することが可能であり、また免許を取得することで高出力の電波発射が可能なため、少ない台数で広域をカバーできるというメリットもあります。