導入事例
進和 小牧SFiCラボへのローカル5G導入
小牧SFiCラボでローカル5Gを活用したシステムの検証・評価を行い、5G対応端末の性能評価や通信品質評価を実施しています。特に、AGVやAMRなどの自走装置制御、ロボット制御、品質管理、タブレットによる情報入出力など、製造現場での無線活用を進めています。本検証を通じて、無線環境を最適化し、製造プロセスの効率化や品質向上に貢献することを目指しています。

デンカ大牟田工場へローカル5Gを導入
ローカル5Gの導入により、工場内の無線通信環境が整備され、ハンディターミナルをはじめとするモバイル端末の活用や、目視検針業務の効率化など、労働生産性の向上が期待できます。また、将来的には製造設備から得るプロセスデータを収集・活用することで、工場のデジタルツイン化を支援します。
取り組み
iPhone/iPadのDual SIM接続検証
iPhone/iPadは国内でも利用者が多く、キャリア通信だけでなくローカル5G環境での利用も今後増える可能性があります。三井情報では端末に2枚のSIMを挿入し、問題なく通信ができるか検証しました。本接続検証では、単一端末にキャリアSIMとローカル5G SIMを挿入した状態で、通信キャリアとローカル5Gが混在する環境で両方の通信ができること、問題なく切替できること、ローカル5G通信中にキャリア網経由での音声着信ができることを確認しました。ローカル5Gでの利用ニーズが高いiPhone/iPadがローカル5G環境でも問題なく動作できたことで、今後、様々な場面での利用が期待されます。

ローカル5G共用装置の接続実証実験
ローカル5G導入時の障壁(設備購入、装置の設備工事等)をインフラシェアリングによって解決するため、 JTOWER・シスコ・Airspanと協力して、相互接続を確認する実証実験を実施しました。ローカル5G共用装置を活用することで、ネットワーク構築期間の短縮、設備投資の削減および運用負荷の軽減が期待されます。
